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電通・博報堂をサイバーエージェントが猛追? 広告業界を生き残るヒントを探る

ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月31日 5時55分

 広告会社は、顧客に提供しているノウハウを、もっと自社のマーケティングとDXに生かすことが必要です。自社のマーケティングができずして、顧客のマーケティング成功せず、と捉えなくてはなりません。

●「粗利ミックス」も重要だ

 マーケティング・DX組織の強化に加えて「粗利ミックス」の考え方も浸透させなくてはなりません。小売業は商品や売場を粗利ミックスで考えて構成します。広告会社も売り上げばかりを追わず、利益ベースの設計が必要です。

 顧客側が払う金額が同じ「100万円」であっても、広告会社側の粗利が5万円の場合と30万円では、6倍も利益貢献度に差が出るのです。当たり前の視点ですが、この基本を見失うと大変です。戦略設計の際には必ず盛り込まなくてはいけない視点なので、忘れないようにしましょう。

 今回は、広告会社の戦略で求められる多面性を、代表的企業の業績例なども交えて解説しました。変化が激しい広告業界を勝ち残るために、少しでもお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(佐久間俊一)

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