1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

日本IBM、三菱UFJ銀行、IIJ共同の取り組みから考察 今後の「金融システム」はどうあるべきか?

ITmedia エンタープライズ / 2024年10月8日 7時30分

 その予測については、むしろ金融や製造の分野でどうしても移行できないメインフレームを除いて、他のオンプレミスシステムをクラウドに移行できれば、近い将来にはクラウド化率が7~8割に達すると見る向きもある。ちなみに、現在のクラウド化率は約3割と見られている。

 こうした議論をさらに詰める意味でも、今回の金融ハイブリッドクラウド・プラットフォームの提案は格好のきっかけになるのではないか。本連載でも引き続き、注目していきたい。

(注1)日本 IBM との協業による地域金融機関向け「メインフレーム共同プラットフォーム」の提供について

(注2)日本IBMとIIJが協業し、地域金融機関向けに「分散基盤共同プラットフォーム」を提供開始

著者紹介:ジャーナリスト 松岡 功

フリージャーナリストとして「ビジネス」「マネジメント」「IT/デジタル」の3分野をテーマに、複数のメディアで多様な見方を提供する記事を執筆している。電波新聞社、日刊工業新聞社などで記者およびITビジネス系月刊誌編集長を歴任後、フリーに。主な著書に『サン・マイクロシステムズの戦略』(日刊工業新聞社、共著)、『新企業集団・NECグループ』(日本実業出版社)、『NTTドコモ リアルタイム・マネジメントへの挑戦』(日刊工業新聞社、共著)など。1957年8月生まれ、大阪府出身。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください