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元アウトドア店員が選ぶ「日帰り登山ザック」3選 安全・快適な登山のカギはザック選びにあり【2024年4月版】

Fav-Log by ITmedia / 2024年4月13日 18時30分

グレゴリー ジュノー24(出典:Amazon)

 日差しが暖かくさまざまな植物が芽吹く春は、登山にぴったりの季節。この時期に「日帰り登山」に挑戦したいと考えている人も多いのではないでしょうか。そこで必要になってくるのが登山用ザック。

 そこで今回は、「日帰り登山におすすめのザック」を3つ紹介します。ザック選びに迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください!

●日帰り登山にちょうど良いザックの容量はどれくらい?

 日帰り登山に使うなら、容量20~28Lほどのザックがよいでしょう。20Lほどあれば、登山に必須のレインウェアや水、食材、軽量クッカーなどが収まります。

 しかし、山頂で手の込んだ料理を作るための食材や調理器具、お風呂セット、着替えなどを入れる場合は、25L前後のモデルを選ぶのがおすすめ。肌寒い時期の登山や標高の高い山に登る際には、フリースやダウンなど、厚手の保温着も収められるでしょう。

 40L前後など大きめのザックを選ぶと、ザックの中がスカスカになってしまい、荷物が揺れてストレスを感じることも。シーンに合った容量のザックを選ぶのが快適な登山への第一歩です。

●日帰り登山ザックのおすすめ:グレゴリー シトロ24/ジュノー24

 コースタイムが短く初心者向けの里山ハイキングから、6~8時間ほどを歩く中級登山まで、幅広いレベルの山に挑戦するなら、かたいフレームや幅が広く肉厚なハーネスがついたザックがおすすめです。

 グレゴリーの「シトロ24」「ジュノー24」は、どちらも合金製の外周フレームと、パッド入りのウェストハーネスを備えたモデル。背中にフィットしやすく、荷重も肩や腰に分散されるため、着替えや食料をたっぷりと入れて重くなった荷物も無理なく背負うことができます。

 シトロ24が男性用、ジュノー24が女性用となっており、性別の骨格に合わせてデザインが調整されています。ただし、フィット感は身長や体型によって異なるため、実際に背負って相性を確かめるのがおすすめです。

 「ベイパースパン バックパネル」と呼ばれる通気性の高い背面構造もポイント。背面パネルがメッシュ状になっていることで、背中の熱や汗を効果的に逃すことができ、暑い時期も快適に過ごせます。

●日帰り登山ザックのおすすめ:カリマー tatra 20

 カリマーの「tatra 20」は、容量20Lのコンパクトなザック。重さは約600gと軽量で、女性でも使いやすいことや、1万円台で購入できるコスパの良さが魅力です。小型でシンプルなデザインのため、ザックにありがちなゴツさがあまりなく、日常使いもしやすいメリットがあります。

 コンパクトなモデルとはいえ、ポケット付きのウェストベルトやトレッキングポールを持ち運べるポールキャリアなど、本格的なザックと同様のスペックを備えています。また、雨ぶたもついており、急な雨から荷物を守ることができるのもポイント。ただし、レインカバーは付属していません。オプションとして販売されているため、必要であれば購入しましょう。

●日帰り登山ザックのおすすめ:ミステリーランチ クーリー20

 パッキングのしやすさや荷物の取り出しやすさを重視するなら、ミステリーランチの「クーリー20」がおすすめ。同ブランドのアイコン的なデザインであるY字のファスナー(3ジップデザイン)が特徴です。

 3本のファスナーを開けると内部に素早くアクセスすることができ、登山中に脱いだウェアを入れたり、休憩時に調理器具や食材を取り出したりするのが楽に行えます。上部やウェストベルトには小物を収納できるジップポケットもあり、アイテムを分けて収納することで荷物が迷子になるのも防げます。

 重さは1.2kgと、容量20Lのザックとしてはやや重いのが気になるポイントですが、その分フィット感や安定性が高いのが魅力。硬質ウレタンフォームのフレームが採用されているため、ザックの型崩れを防げるほか、肩や腰で荷重を分散でき、重い荷物も快適に持ち運ぶことができます。

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