1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

春の行楽シーズンに見たい! 『ゆるキャン△』など、キャンプや登山、釣り、温泉…自然の魅力を感じる「アウトドア系アニメ」おすすめ3選【2024年4月版】

Fav-Log by ITmedia / 2024年4月19日 8時15分

『ゆるキャン△』(出典:Amazon)

 4月に入り暖かくなってきたこの頃。家族や友達、あるいはソロでアウトドアを楽しもうと考えている人も増えているのではないでしょうか。今回はそんな行楽シーズンにピッタリの「アウトドア系アニメ」をピックアップしました。

 アニメの中では高尾山や富士山など実在のスポットが紹介されているので、実際に足を運んで「アウトドア×聖地巡礼」という一石二鳥の楽しみ方もできます。アニメを見て気になる場所が見つかったら、この春ぜひ一度訪れてみてください。

●おすすめのアウトドア系アニメ:『ゆるキャン△』

 山梨県を舞台に個性豊かな女子高生たちが、キャンプをゆるく楽しむアウトドア系ガールズストーリー『ゆるキャン△』。原作者・あfろ氏のアウトドア経験や取材などをもとに描かれた作品で、キャラの魅力はもちろん、アウトドアのノウハウが詰まっている点も本作の大きな特徴です。

 2018年に第1期が放送されると、その専門性の高さや山梨、長野、静岡を中心に表現される自然の美しさが話題を呼び、第2期、劇場版とシリーズが続き、2024年の4月からは第3期がスタート。今からでもぜひ追っかけて見て欲しい1作です。

 物語は静岡から山梨へ引っ越してきた女子高生・なでしこが、ひょんなことからソロキャンプ中の同じ高校へ通う女子高生・リンと出会い、助けられるところからスタート。その後、なでしこは転入先の高校にて、大垣千明と犬山あおいの2人だけが所属する野外活動サークルへ入り、キャンプの魅力にどんどんはまっていきます。

 天真爛漫で天然ボケのなでしこ、冷静沈着で1人行動が好きなリン、中二病っぽい謎のノリで話す千明、関西弁のほんわか女子あおいの4人による、ボケとツッコミの応酬が魅力の1つ。現代の女子高生ならではのスマホを使ったメッセージによる、テンポの良い会話劇も見どころです。離れていてもつながっている、いわゆる”てぇてぇ”なやり取りを存分に味わえる作品となっています。

 劇中で紹介されるマメ知識は非常に細かく、テントの種類や建てる際の手順、キャンプの種類、キャンプ場でのマナー、夏用シュラフと冬用シュラフの違い、火の起こし方など、現実でも使える実用的な情報を声優・大塚明夫氏の渋い声で説明してくれます。

 また毎回のように紹介されるキャンプ飯も注目ポイントです。コンビニの肉まんをホットサンドメーカーで焼くだけで、外はカリッ中はふんわりジューシーの”肉まんホットサンド”が作れるなど、誰でも簡単にマネできるキャンプ飯を作り方から教えてくれます。

●おすすめのアウトドア系アニメ:『ヤマノススメ』

 女の子が仲間と一緒に登山などアウトドアを堪能するゆるふわショートアニメ『ヤマノススメ』。幼い頃のトラウマがきっかけで高所恐怖症になり現在はインドア趣味の主人公・あおいと、あおいの幼馴染で登山が大好きなアウトドア趣味の女の子・ひなたの2人の女子高生を中心にして、アウトドアの楽しさを丁寧に描いている作品です。

 シュラフの種類、登山の必須アイテム、登山の歩き方、森林限界や縦走などの専門用語が紹介され、アニメを見ながらアウトドア関連の知識を学べるのが特徴です。基本的にゆるふわな作品ですが、何もない日常シーンから躍動感のある作画で表現され演出も凝っているため、アニメーションとしての動きの楽しさが感じられます。

 インドア趣味で人とのコミュニケーションがやや苦手なあおいが、行動的なひなたに引っ張られるようにして登山を始め、少しずつ心を許せる仲間が増えていくところも注目ポイントです。

 料理を友達に喜んでもらえたり、幼馴染との約束を思い出したり、閉ざしていた心が開かれたり、以前は魅力が分からなかったバーベキューを仲間と楽しんだりと、仲間ができることで変わっていくあおいの心情が繊細に表現されています。時折り泣けるシーンがあるなど、通り一遍の萌えアニメではない良質な物語が展開されています。

 「萌え×登山マメ知識×仲間の絆×心の成長」と短い中にも、魅力がたくさん詰まっている作品で、ついのめり込んで見てしまうはず。キャラの掛け合いも丁々発止で愉快に聞けるため、1話だけ見るつもりがあっという間にシーズン3まで駆け抜けてしまうかもしれません。

●おすすめのアウトドア系アニメ:『放課後ていぼう日誌』

 都会から田舎に引っ越してきた主人公・鶴木陽渚(つるぎひな)が、釣りの魅力にハマっていくアニメ『放課後ていぼう日誌』。生き物が苦手という典型的な都会っ子である陽渚を通して、釣りの基本的な知識が学べる作品となっています。

 物語は散歩中に海野高校3年で「ていぼう部」部長の黒岩悠希(くろいわゆうき)と出会うところから始まります。フナムシに震え上がる程、生き物が苦手な陽渚でしたが、半ば強制的に海釣りを楽しむ「ていぼう部」へ入部することに……。「ていぼう部」には、陽渚と小さい頃に遊んでいた帆高夏海(ほだかなつみ)、長身でスタイル抜群だがカナヅチの大野真(おおのまこと)など、個性的な人物が所属。”釣ったら食べる”をモットーに活動する女子高生たちの姿が、釣りから食事、日常シーンまで賑やかに描かれています。

 釣りに関するノウハウも充実しており、エサの付け方、釣り竿の使い方、魚が釣れない時の対処法、タコの締め方、穴釣り、潮干狩りなど釣りに関する知識が幅広く扱われています。

 また海水浴場やサイクリングにちょうど良い海岸沿いの道路、風情漂うローカル線、海に反射する夕陽など港町ならではの情感あふれる光景も魅力の1つ。釣り好きはもちろん、田舎の自然豊かな風景に癒やされたいという人にもピッタリの作品です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください