ワークマンの“変身ジャケット”は、夏のお出かけの救世主！ 肩掛けバッグになるから、持ち運びに便利

ワークマン「レディーストランスフォームフードジャケット」

　夏のアウトドアシーンでは、日焼けや虫刺されなどを防ぐために長袖のアウターを使う機会が多いと思います。ただ、暑さなどで脱ぐことも多いので、持ち歩きに便利なアウターが理想です。

　今回は、夏のアウトドアシーンでも活躍する「トランスフォームフードジャケット」を紹介します。販売価格は1900円（税込、以下同）と、お手頃です。筆者は、2023年モデルですが「トランスフォームジャケットEX」（価格：2500円）も使用しているので、使用感や異なる点などもお伝えします。

●「トランスフォーム」ってどういうこと？

　製品名「トランスフォームフードジャケット」の「トランスフォーム」とは、簡単にいうとジャケットの“変身（形が変わる）”ということです。トランスフォームフードジャケットは、ショルダーバッグに形を変えることができます。

　実際に、ジャケットからショルダーバッグに“変身”させてみます。

　トランスフォームフードジャケットの内側（背面部分）には、ポケットが付いています。ここにジャケットを入れることで、簡単にショルダーバッグにすることができます。

　ジャケットをポケットの幅に合わせて折り、たたむようにしてポケットに入れていきます。バッグ内にジャケットが収まったら、形を整えて完成です。

　ショルダーバッグには、財布やスマートフォンなどの収納が可能です。

　ジャケットの生地はナイロン100％で、シャカシャカとした肌触りです。生地にはもともと細かいしわがあるため、ぐしゃっとたたんでショルダーバッグにしても、しわはそれほど目立ちません。

　またジャケットは約250g（Mサイズ）と軽量なので、ショルダーバッグにしても肩に負担は感じませんでした。

●トランスフォームフードジャケットは機能性も抜群

　トランスフォームフードジャケットの機能はトランスフォームだけではありません。はっ水性が高いので、多少の雨が降っても対応可能。また、紫外線遮へい率90％以上のUVカット機能を備えているので、紫外線対策としても活躍します。加えてフードが付いているので、首裏の日焼けも防げます。

　また背面にはベンチレーションが付いているので、着ていても蒸れにくい仕様です。

●気になる使用感は？

　トランスフォームフードジャケットは非常に軽量なので、体への負担が少ないように感じます。生地がゴワゴワすることがなく、腕も上げ下げしやすいです。薄手ですがある程度の保温性があるので、肌寒い梅雨時期も使えそうです。

　筆者が購入したカラーはカーキ×オートミールです。色合いが薄いので、ジャケットの中に着ている衣服の柄が透けます。この点は注意が必要かもしれません。

　その他レッド、ネイビー×ラベンダー、マルベリー×ワイン、モカ×オートミール、マスタード×オートミールがあります。カラー展開が豊富なので、お気に入りの色が見つかりそうです。

●「トランスフォームジャケットEX」とは何が違う？

　筆者は、2023年モデルですが「トランスフォームジャケットEX」も使用しています。トランスフォームフードジャケットと大きく異なるのは、ポケットの場所とショルダーバッグの形状です。

　トランスフォームフードジャケットのポケットは内側にありますが、トランスフォームジャケットEXは外側（背面部分）にポケットがあるので、着ているときもこのポケットにものの収納ができます。またショルダーバッグにすると、トランスフォームジャケットEXはA4サイズと大きめです。

　その他、はっ水性や多少透け感があるなどの特徴は、どちらも同じように感じます。価格は、トランスフォームジャケットEXが2500円、トランスフォームフードジャケットが1900円と異なります。デザインやバッグのサイズ感などから、好みの方を選ぶとよさそうです。

●サイズ感は？

　トランスフォームフードジャケットのサイズは、M～LLです。身長155cmの女性がMサイズを着用すると、お尻まですっぽりと隠れます。

　トランスフォームフードジャケットはショルダーバッグに“変身”する、持ち運びに便利なアウターです。ジャケットを着てしまうとバッグがない状態になってしまうので、エコバッグなども携帯しておくと安心です。