スマートグラス「Rokid Max 2」発表 補正レンズなくても視度調節可能 タッチ操作のリモコン「Rokid Station 2」も

スマートグラスの「Rokid Max 2」と、コントローラーの「Rokid Station 2」

　スマートグラスを開発する中国Rokid（霊伴科技）は2024年4月20日、スマートグラスとコントローラーをセットにした「Rokid AR Lite」を発表した。「Rokid Max 2」と「Rokid Station 2」を含む。Rokid Max 2は視野調整が可能で、Rokid Station 2はタッチパッドによる操作を可能とする。日本での販売はアナウンスされていない。

　Rokid Max 2はソフトウェアで視野を調整できる機能を備え、別途「補正レンズ」を用意せずに0.00D～-6.00Dの範囲で視度調整が可能だ。重量は75gとなっている。鼻に触れる部分はエアノーズパッドと、柔らかい素材のテンプルアームにより、着用時の負担を軽減する。リフレッシュレートは最大120Hzで、最大輝度は600ニトだ。つるの部分にスピーカーを内蔵する。

　グラス内をのぞけばコンテンツを視聴したり、アプリを操作したりできるRokid Max 2のコントロールは、同時発表のRokid Station 2で行う。物理ボタンは搭載せず、タッチ操作が可能だ。OSは同社が2019年に発表した「YodaOS」を採用。LANに接続して利用する外付けHDD／SSDのNASと、100GBのストレージを利用できるクラウドドライブをサポートしている他、ワイヤレス接続が可能なキーボードは即時ペアリングできるという。