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今だからこそ知りたい「Leitz Phone 3」の実力 ガチの「Leica(ライカ)カメラ」っぽく使ってみたら?

ITmedia Mobile / 2024年7月3日 17時5分

 それは「Leitz Looks」モードである。

●「Leitz Looks」でライカっぽく楽しもう!

 「Leitz Looks」は、ライカ風の写真を撮れる機能だ。ポイントは3つある。

ポイント1:レンズ

 最初に行うは、レンズ選び。ライカを代表する3つのMマウントレンズから選べる。

 基本は「SUMMILUX 28」。SUMMILUX(ズミルックス)はライカの有名にして定番な、開放F値が1.4のレンズシリーズ。28は「28mm」を指す。

 2番目は「SUMMILUX 35」。同じくSUMMILUXの「35mm」版だ。

 3番目は「NOCTILUX 50」。NOXはラテン語で「夜」。つまり、NOCTILUX(ノクティルックス)は夜でも撮れる明るいレンズということで、ラインアップはF0.95とF1.2の2つがある。Leitz Lookでは、F1.2の方で「50mm」となる。

ポイント2:フィルター

 続いて、撮影時のフィルターを選ぶ。モノクロームやシネマクラッシックなど、オリジナルを含めて6つの色調を選べる。

 ずらっと並べてみると、絵作りが結構違うことが分かる。

ポイント3:可変絞り

 そして新機能「可変絞り」だ。

 SUMMILUXはF1.4~F8、NOCTILUXはF1.2~F8の範囲で絞りを選べるのだ。といっても、物理的な絞り機構を持っているわけではないので、ここで行うのはF値のシミュレーションとなる。もっとぶっちゃけていえば、そのF値に応じた「ボケ」のシミュレーションだ。ボケの大きさやピントの合う範囲をシミュレートする、疑似的な可変絞りだ。

 やっていることはいわゆるスマートフォンのボケ(ポートレートモードみたいなもの)調整なので、エッジが不自然になったり距離感を誤ることもある。うまくいかないときは、F8にしちゃうとボケの処理が施されない。

 上記A~Cを組み合わせて撮るのがこのLeitz Phoneの醍醐味といっても過言じゃない。

撮ってみるとどう?

 では撮ってみよう。ガスタンクをLetiz Lookモードで。通常の写真よりシャドー部がぎゅっと締まって少しアンダー目になるようだ(ただしシーンによる)。

【SUMMILUX 28 + ORIGINAL】

 ウオーターマークをオンにすると、撮影データや機種名、ライカのバッジがつくのだけど、せっかくLeitz Lookで撮ったのだから、撮影情報の端っこにでも「SUMMILUX 28 F1.4」と撮影時の設定は書いてほしいよね。レンズの実F値が「F1.9」だとしても。

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