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IIJmioで“長期利用特典”を提供 「スマホ割引」「家族割引」「データ追加」を重視した狙い

ITmedia Mobile / 2024年6月20日 18時33分

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6月21日から「IIJmioご愛顧感謝特典」を提供する

 IIJ(インターネットイニシアティブ)が6月20日、MVNOサービス「IIJmio」の長期利用者に向けた優待プログラム「IIJmioご愛顧感謝特典」を発表。6月21日から提供する。

●端末割引の「mio優待券」 まずは3メーカーの購入履歴があるユーザーが対象

 IIJmioご愛顧感謝特典では、IIJmioを長く利用している「ギガプラン」契約者に向けて、3つの特典を用意する。

 1つが「mio優待券」。IIJmioの契約年数に応じて発行されるもので、対象スマートフォンを単体購入する際に端末代を割り引く。IIJmioではMNPを対象としたセールを定期的に実施しているが、mio優待券は既存ユーザー向けの施策となる。

 第1弾として、IIJmioサプライサービスで直近に購入したスマートフォンがOPPO、モトローラ、Xiaomiのユーザーを対象とする。割引対象モデルはOPPOの「OPPO Reno11 A(SUPERVOOC急速充電器SET)」、モトローラの「moto g64 5G」、Xiaomiの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」の3機種。OPPOユーザーならReno11 Aという具合に、直近で購入した機種と同じメーカーのものを購入できる。

 割引金額は利用期間によって異なるが、IIJ MVNO事業部 コンシューマサービス部長の亀井正浩氏によると、数千円単位の割引になるという。対象ユーザーについて明確な線引きはないようだが、1年~3年前ほど前に対象機種を購入した人に優待券を配布するという。現在は3メーカーのみだが、他のメーカーについても拡充していく予定だ。「第1弾で、どれくらいの人が使うかによって、次のアクションも変わる」(亀井氏)

 mio優待券の狙いは、既存ユーザーが2台目のスマートフォンを購入したり、機種変更したりする際のハードルを下げることにある。IIJmioでは2023年度に160種類の端末を販売し、端末申込数は堅調に伸びているが、単体購入は22%、複数台の購入は13%にとどまっている。そこで、既存ユーザーに対して優待券を配布することで、単体や2台目の購入増を狙う。その結果、「機種変更時に回線契約を変えることのストッパー」(亀井氏)になり、解約率低下につなげたいと考える。

●1回線あたり100円割引の「家族割引」 キャンペーンから通常施策に

 2つ目の施策が「家族割引(複数回線割引)」。同一mioIDでギガプランの音声SIMまたは音声eSIMを2回線以上利用しているユーザーを対象に、月額料金から1回線あたり100円(税込み、以下同)を割り引く。こちらは2024年秋の提供を予定している。

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