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irumoは好調、ahamoは「ポイ活」で意外な動き 端末は“いいもの”があれば提供したい ドコモ前田社長に聞く

ITmedia Mobile / 2024年7月23日 15時51分

―― eximoポイ活が夏に始まる予定ですが、もう夏です。提供は近いのでしょうか?

前田氏 近いです。まだ言えないんですけどね(笑)。

―― 月額料金が高い分、ahamoポイ活よりは還元率が上がるようなイメージでしょうか?

前田氏 高くなれば、自然とそういう話になりますよね。そういうご理解をしていただければと思います。

―― 先日、irumoで端末を販売することを発表しましたが、OCN モバイル ONEから移行するとポイントを還元する移行促進策も始めました。こうした施策は今後強化していくのでしょうか?

前田氏 OCN モバイル ONEはドコモのファミリーの中でやらせていただいていますが、もともと違う会社でやっていたもので、システム的な連携が必ずしも取れていたわけではありません。他のサービスも含めてセットでお使いいただくのなら、irumoに移っていただいた方がいいということで、そういった移行促進策もやらせていただいています。

―― エコノミーMVNOについて、トーンモバイルとTOKAIコミュニケーションズが入って以降、新たに参入する事業者が見られませんが、どう考えていますか?

前田氏 そこのスタンスは変わっていないですよ。そこのマーケットも含めて活性化していくと思っていますし、MVNOの方々が、われわれのネットワークをお使いいただくのはありがたいと思っています。ご一緒に展開できる機会があれば、しっかり考えていきたいと思います。

●省令改正で端末の販売台数は落ちたが、4月以降は回復している

―― 端末ビジネスについてもおうかがいします。端末の販売数は2022年度から2023年度にかけて落ちています(※)が、どう見ていますか?

前田氏 端末は変わらず重要だと思っています。買い替えを活性化することで、お客さんに振り向いてもらう機会が増えます。できることなら、端末はどんどん売っていきたいと思っています。

 2023年末の省令改正によって端末の販売台数が落ちているんじゃないですか? という話はあります。年明けに一瞬落ちたのは事実ですが、4~6月については、昨対で見ると上がっているので、やりようだと思います。いろいろな施策の打ち方や販売チャネルの強化などで取り組んでいければ、端末をしっかりお買い求めいただくことはできると思います。

―― ソフトバンクが、1年で端末を返却すると12円で運用できるというアグレッシブな施策を打っていますが、どう見ていますか?

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