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irumoは好調、ahamoは「ポイ活」で意外な動き 端末は“いいもの”があれば提供したい ドコモ前田社長に聞く

ITmedia Mobile / 2024年7月23日 15時51分

前田氏 それはあまりコメントする立場にはないですが、ルールに従いながら、お求めやすい状態をどう作るかが、販売競争の重要なところだと思います。

―― 一方で先日、総務省の有識者会議で、ミリ波対応端末の割引を5.5万円(税別)まで上げる案が出ました。キャリアにとっては追い風になる動きだと思いますが、こうした主張はキャリア側からも訴えていくのでしょうか。

前田氏 それはあくまで、総務省が5G実装の活性化を図る上で取られている政策だと思いますし、それ自体は決しておかしなことではないと思っています。われわれとしても一緒に進めていく立場だと思います。

―― ドコモはOPPOやXiaomiなど中国メーカーの端末をいまだに扱っていませんが、方針は変わらないのでしょうか?

前田氏 すいません、私もこのへん初心者マークなので、各メーカーとどんなリレーションになっているかはあらためて確認はしていきたいですが、いいものがあれば提供していきたい。ピュアにそういうことだと思っていますので、いろいろな可能性は探っていきたいと思っています。

―― 以前出していた「MONO」のような、ドコモオリジナルの端末を提供する可能性はありますか?

前田氏 ありましたねぇ。MONOみたいなものは考えていないですが、フィーチャーフォンの頃、私もビカビカ光るものが好きでした。そういうものが出ると、僕なんかだと買うと思いますけど、商売としての合理性があるかどうかを皆さん見ていらっしゃるので、なかなか出てこないのだと思います。

 オリジナリティーがあってワクワク感がある端末がどんどん出た方が活性化されますが、サービスとどうセットで作っていけるのかが重要なので、いい意味でメーカーさんと積極的に取り組んでいければと思っています。

●Apple Vision Proはコンテンツの拡大に期待

―― 6月28日に発売された「Apple Vision Pro」はどうご覧になっていますか? kikitoでレンタルするなど、ドコモとしてこの製品に関わるようなことは検討しているでしょうか。

前田氏 使わせてもらいましたけど、なかなかいいですよね。ちょっとビックリしますよ。ただ、あの製品に最適化されたコンテンツが必ずしもあるわけではない。いつの時代もそうですが、コンテンツが出てくるとすごく面白いですよね。(値段は)高いですけど、こういうデバイスが出てくることで、その手のデバイスがまた作られて、サービスが完成されると思うので、歓迎すべき動きだと思っています。

 どう取り扱えるのかは分からないですが、Appleさんの製品ですし、われわれもいろいろなものを取り扱ってきたので、お客さんのニーズを見て、「欲しい」というお声があれば、積極的に取り扱えればと思います。

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