1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

シャープ「AQUOS R9」のカメラはデザインが東洋的で面白い 撮り心地もかなり良好

ITmedia Mobile / 2024年8月1日 19時30分

 大きい方は13mm相当の超広角でF2.2、約5030万画素というスペック。AQUOS R8との違いは、超広角カメラも5030万画素になったことだ。「デュアル5030万画素」である。

 広角カメラに光学式手ブレ補正が搭載されたのも朗報といえる。あとはAIのレベルアップかな。

 まずは基本からさらっといこう。アウトカメラはデュアル構成だけど、ズーム倍率は「0.6x」「1x」「2x」の3つから選べる。最大で望遠は「8x」まで対応する。

いつものガスタンクを撮る

 では撮ってみる。AIはもちろんオンで。

 超広角は13mm相当なので、スマホカメラとしては最広角の部類だ。

 広角カメラは23mm相当。

 そして2xズーム時は5030万画素モードで画素の中央部のみを使うので、クオリティーは高い。ただ、ちょっとシャープネスを強くかけすぎかな。今は、ここまでかけなくてもいいと思う。

 快晴という好条件下なので写りがいいのは当然として、よく見るとこの3枚で青空の濃さや色が微妙に違うのが気になるところ。

花を撮る

 AQUOSのカメラの良さは、「花」を見つけたら「花」と表示してくれるところにある。

 「え、それ花じゃないよ」と思ったら、「×」をタップしてやればいい。そういうちょっとしたやりとりができるってのは大事。

 夏なのでひまわりもどうぞ。夕焼けを見つけたら「夕景」を検出する。

 最近、(内部ではいろいろ判断していても)シーンや被写体の表示をしてくれない端末が増えているのはちょっと残念だったりする。AQUOS R9は、それを表示した上で「×」をタップすることでキャンセルできるのがいい。

料理を撮る

 そして、今回の目玉の1つである「料理」を撮ってみよう。

 このように真上から撮ろうとすると、どうしても天井のライトでスマホの影が出がちだ。座る席や撮り方で工夫できるので、以前に「ランチをおいしそうに撮りたいときはこういう席がいい」って記事を書いたこともあるけど(参考記事その1/その2)、今は「影が落ちたならそれを消せばいい」という世界に突入しているのだ。

 後から影を消す機能を持つアプリやスマホはあるけど、AQUOS R9は「料理の影を消す」オプションをセットすればいい。AIが「料理」だと判断すると、その機能がにわかに仕事をはじめ、影を消してくれるのである。

 下の写真、分かりますかね? 白い皿の左下に落ちているスマホの影が消えているのが。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください