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シャープ「AQUOS R9」のカメラはデザインが東洋的で面白い 撮り心地もかなり良好

ITmedia Mobile / 2024年8月1日 19時30分

 ちょっとした進化だけど、ユーザーが良く撮影する被写体なので喜ぶ人も多いはずだ。

 次はぜひ、料理じゃなくて、書類を撮ったときの影も取ってほしいなと思っております。ドキュメントを画像メモ代わりにぱっと撮ることとってあるじゃん。そのとき影が落ちやすいのだよね。

●ポートレートもレベルアップ

 で、スマホでよく撮る被写体といえば、代表が人物なわけで、当然ながら人物は瞳検出をしてくれる。

 ポートレートモードにすると、美肌も設定できる。

 動画の撮影時も、Proビデオの「シネマティック」を選ぶと背景をぼかした映像を撮ってくれる。

 AQUOS R9で注目すべきは、インカメラも約5030万画素あること。アウトカメラと同じように4画素を1つにして画像を作るので、通常は1250万画素の写真になるんだけど、要するに画質がけっこういいのと、インカメラでも2倍までデジタルズームできるようになっている。

 アウトカメラと同じような感覚でインカメラも使えるのはなかなかいい。

レベルアップが著しい動物のポートレート

 人物の次は動物。ペットも代表的なよく撮る被写体だからね。

 動物も、目が見えてれば瞳を、顔がちゃんと見えてれば顔を、でなければ全身を見つけてくれる。

 で、ポートレート時は対象が「人物」か「動物」かを選ぶことで、最適な処理をしてくれる。

 これがなかなかいい。人物の時はぼけ具合と美肌を、動物の時はぼけ具合と毛並みの処理を調整できる。

 で、2023年のAQUOS R9 proよりも動物撮影時の“ヒット率”が上がった。黒ネコはしっかりきりっと撮ってくれるし、白ネコは白く明るく撮ってくれる。

 あとはまあ、ペットはじっとしているとは限らないので、動物と認識したりペットポートレートにした場合は、シャッタースピードを速めにしてもえるとうれしい。

 ちなみに、「シネマティック動画」(PROビデオモードの中にある)でも、動物は有効なので、ペットを飼っている人はぜひお試しを。追従性能が上がっているのだ。

手前にあるものもしっかりボケる

 ポートレートモードの特徴をもう1つ。それは前ボケ――つまり、手前にあるもののボケをしっかり作ってくれることだ。

 背景はきれいにボカすけど、手前のボケはあまりやらないってスマホカメラは多いけど(まあ難しいし)、AQUOS R9は前ボケも結構積極的にやってくれるのだった。そのため、人や動物に限らずいろいろと撮ってみると楽しいかと思う。

●ハイエンド機として十分イケているカメラでした

 まあそんな感じで、超広角から2倍の望遠まで、AQUOS R9のカメラはなかなかレベルが上がったよいカメラに仕上がっていると思う。せっかくなので、他の作例も紹介しよう。

 最後は夜の様子。

 という感じ。

 いざ使って見ると、薄くてコンパクトで扱いやすく、画質もいい。レスポンスという面では、シャッタータイムラグが少しあったり、ポートレートモード撮影後の画像処理でちょっと待たされることはあったけど、気になったのはそのくらいか。

 人やペット、料理といったよく撮る被写体を、地道にフォローしていくのには“あり”なカメラだ。

 円安や各種のコストアップもあって端末価格が上がってきている昨今、全体のバランスがいい端末だと思う。カメラユニットのデザインも、なんか東洋的で面白いし。

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