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ドコモの新料金「eximo ポイ活」を分析 お得だが“dカード必須”が障壁に、裾野拡大には課題も

ITmedia Mobile / 2024年8月3日 6時5分

 また、キャンペーンが終了すると、レギュラーのdカードは3%まで還元率が下がってしまうため、eximo ポイ活を選択するメリットが薄くなる。結果として、事実上の対象ユーザーになるのは1065万のdカードGOLD契約者に絞られる。その意味では、d払いの残高払いも対象になっていたahamoポイ活の方が受け皿は広い。dカードGOLDを持ち、eximoに契約していたユーザーは飛びつく可能性は高い反面、その裾野はやや狭くなる恐れもある。

 ドコモは、若年層の比率が高いahamoはコード決済、逆に年齢層の高いeximoはdカードといった形ですみ分けを狙っているようだ。山本氏も、ahamoポイ活がd払いを対象にしていた理由について、「若者はコード決済との親和性が高い」と語っていた。dカードで還元を受けらえるeximo ポイ活とは、「役割をすみ分けている」(同)というわけだ。

 とはいえ、2つのポイ活プランでポイント還元の条件が微妙に異なっているのは、少々複雑に見える。d払いを対象にするなら、還元条件はahamoポイ活とそろえつつ、dカードでの直接決済だけをeximo ポイ活の追加特典にした方が、よりシンプルになったのではないか。dカードの取扱高を伸ばしたいのは理解できるが、ドコモ側の都合が前面に出すぎている印象も受けた。

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