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ドンキ運営元が格安SIMを提供するワケ 既存MVNOとタッグ、「おごってもらう感覚」で家計を応援

ITmedia Mobile / 2024年9月12日 23時9分

 その事例の1つに「ホワイトレーベル戦略」の一環として立ち上げた「HORIE MOBILE(ホリエモバイル)」がある。その名の通り、事業家の堀江貴文氏がプロデュースし、YouTubeの動画では堀江氏と木野氏が宣伝する場面もある。

 一方、PPIHの森谷氏は、「店頭でのプロモーションみたいなものもかけていく予定だが、芸能人を起用した広告は考えていない」としており、マジモバ/最驚 Wi-Fiの宣伝手法や位置付けはHORIE MOBILEとは異なるようだ。

 では、マジモバと最驚 Wi-Fiは、どのようにして誕生したのだろうか。「激安、驚安といえば、多くの人がドンキ(ドン・キホーテ)を想起するのではないか?」という問いかけからプレゼンを始めたエックスモバイルの木野氏は、自身の体験談とともに、マジモバ開始に至るまでの経緯をこう紹介した。

 「お金がない時期には、地元の岐阜にあるアピタやユニーへ閉店間際に向かい、安くなる食品を買ったのを思い出す。その後、エックスモバイルの創業から間もない頃、当時は専務(現在はPPIH代表取締役社長)だった吉田直樹氏にモバイルの提案を行ったことがあった。そのときはまだこのような形にはならなかった」

 「今から約2年前、吉田社長に再チャレンジの機会をいただいた。結果、即座にプロジェクトチームが組成され、PPIHグループの皆さんと数えきれないほどの打ち合わせを経て、マジモバをともに準備してきた」

 「失礼ながら夜中にメールで返事をしてしまうことがあったが、何時に返してもPPIHの皆さんからお返事があった。それどころかマジモバをどうすればよくできるのか、価格をもっと下げられないか、といったアイデアが次々に出てきた」

 これまでの期間を木野氏は、「ワクドキ」の期間であったと表現し、丁寧に振り返った。その上で、「マジモバがドン・キホーテやユニーで展開されることを、1人の経営者としてうれしく思う」とした。

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