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折りたたみスマホの「メリット」「デメリット」を実体験から解説 “折りたためるiPhone”の登場は?

ITmedia Mobile / 2024年10月11日 6時5分

・Galaxy Z Flip6:折りたたみ時が約71.9(幅)×85.1(高さ)×14.9(厚さ)mm、展開時が約71.9(幅)×165.1(高さ)×6.9(厚さ)mm

・motorola razr 50:折りたたみ時が約73.99(幅)×88.08(高さ)×15.85(厚さ)mm、展開時が約73.99(幅)×171.3(高さ)×7.25(厚さ)mm

・Libero Flip/nubia Flip 5G:折りたたみ時が約76(幅)×88(高さ)×15.5(厚さ)mm、展開時が約76(幅)×170(高さ)×7.3(厚さ)mm

横折り/縦折り共通の利点:好きな角度にディスプレイを固定できる

 ……と、ここまで聞くと、折りたたみスマホの利点は、横折りタイプが大画面、縦折りタイプがコンパクトだけなのか? と思われるだろうが、実はそうでもない。実は両者に共通する利点がある。それはくの字型にした状態での使い方だ。くの字型というのは横から見たときにそう見えるという意味で、実際には好きな角度にディスプレイを開いて固定させた状態を指す。

 横折りタイプならくの字にしたときに、インナーディスプレイの半分をコンテンツ視聴に、もう半分(設置面)をコントローラー用途などに使える。スタンドを用意することなく、好きな角度でコンテンツを楽しめる。

 Galaxy Z Fold6の「フレックスモード」を利用すれば、ギャラリーで写真を表示した状態で本体をくの字にして置くと、上半分は写真の閲覧に、下半分はPCのようなタッチコントロールに使える。Webブラウザアプリでは上半分にサイトを表示し、下半分でスクロールできる。

 縦折りタイプでも上記と同じようなことができるが、コンパクトゆえに撮影しやすい。カメラを立ち上げて半開きにして、適当な角度に調整して手のひらや机上に置くと、上半分でプレビューを確認でき、下半分をコントロールパネルとして使える。Galaxy Z Flip6、motorola razr 50なら手のひらをインカメラに向ける、Libero Flip/nubia Flip 5Gならインカメラに向かって手をふる(ピースする)だけでシャッターを切れる。

●折りたたみスマホのデメリットは価格と耐久性にある

 では、折りたたみスマホの欠点は何だろうか。大きく分けると価格と耐久性の2つある。

 横折りタイプは縦折りタイプと違い、縦折りタイプにはない望遠カメラがあるし、ディスプレイサイズも大型のものを備える。しかもミッドレンジモデルがない。それゆえに一括価格は20万円以上がほとんど。容量によっては30万円を超える。キャリアの端末購入プログラムを利用しても実質10万円台と手を出しづらい。

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