1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

価格と性能のバランスがいい「Xiaomi 14T Pro」 10万円台前半でもいい感じの「ライカカメラ」を楽しめる

ITmedia Mobile / 2024年11月13日 17時5分

 分かりやすい例を1つ。青空に大きな違いが出ている。

 派手めで印象的な画が欲しい時はバイブラント、カメラっぽいナチュラルな画が欲しい時はオーセンティックを選べばいい。

 文字が小さいので分かりづらいけど、撮影時は左上のアイコンを見れば、どちらになっているのか分かる。

 では、Leica オーセンティックで各カメラの撮影をしていく。Xiaomi 14T Proのカメラは3つ。15mm相当の超広角、23mm相当の広角、60mm相当の望遠だ。

 しかしカメラアプリを見ると、「0.6x」「1x」「2x」「2.6x」「5x」と5つの倍率が表示されている。2xの次が2.6xというのが、なんか中途半端だ。

 この並びになっているのには、理由がある。

 「0.6x」は、約1200万画素の15mm超広角カメラを使っている。「1x」は、約5000万画素の23mm広角カメラで、普段は4画素を1つにまとめることで感度を上げている(4-in-1スーパーピクセル)。「2x」は、この23mm広角カメラの中央部の画素(1250万画素)だけを使っている。2xなので、46mm相当だ。

 「2.6x」は、約5000万画素の60mm望遠カメラで、こちらも普段は4画素を1つにまとめて約1250万画素の画を作っている。「5x」は、その中央部の画素(1250万画素)だけを使っていて、120mm相当になる。

 そういうわけで、2xの次が2.6xという微妙な差になるのだ。

●ガスタンクはどんな感じ?

 では、いつものガスタンクで順番に撮っていこう。どれも、Leica オーセンティックで撮影している。

 で、2xと2.6の微妙な差をどうぞ。

 2xの方は広角カメラなのでF1.6、2.6xの方は望遠カメラなのでF2.0。両方を拡大して見ると、微妙に2.6xの方がディテールはしっかりしているかな。まあ微妙だ。どっちか困ったら、2.6xにしちゃっていいかもしれない。

 ただし、2.6xは撮影最短距離が長めなので、料理など近距離のものを撮るときは、自動的に広角カメラの2.6xデジタルズームになっちゃう。そこは要注意かな。

 でも、メインカメラ(広角カメラ)のデジタルズームで撮った60mm相当も意外に悪くないので。気にしないというのも手だ。

 最後は5x(120mm相当)で撮ってみよう。

 ちなみに、Leica バイブラントで撮るとこんな感じになる。

 画質について細かい事いえば、Xiaomi 14 Ultraの方が上かな(当たり前かもしれないけれど)。特に、階調表現はあっちの方がよかったなと思う(ただし、2台並べて撮り比べたわけじゃないので個人の印象です)。でも、日常の利用ならXiaomi 14T Proで十分でしょう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください