1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

「mixi2」なぜ登場? ブラウザ版、広告や有料サービスは? 10の疑問を直撃してみた

ITmedia Mobile / 2024年12月20日 18時16分

「mixi2」なぜ登場? ブラウザ版、広告や有料サービスは? 10の疑問を直撃してみた

iOSとAndroidに向けてサービスを提供している「mixi2」

 12月16日のリリース以降、大きな話題を集めているMIXIの新しいSNS「mixi2」。初代mixiとは別物のサービスで、Xのようにタイムラインの表示をベースにした投稿をしたり、特定のテーマに関する仲間が集まるコミュニティに参加したりできる。古参のmixiユーザーを中心に盛り上がりを見せており、筆者の周囲でも、リリース日からSNS上で招待リンクが飛び交っていた。

 そんなmixi2だが、サービスが始まったばかりということもあり、気になる点や、改善してほしい点も散見される。そんなmixi2に関する10の疑問をMIXI広報に聞いてみた。

●疑問1:なぜmixi2アプリの開発を決めたのか

 日本のSNSではLINEやXが主流だ。初代mixiもサービスとしては残っているものの、利用率は少ない。総務省が2024年6月に公開した「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、2022年度の利用SNSアプリの中でmixiはわずか2%にとどまっており、2023年度は項目から外れている。

 mixiの「日記」「あしあと」といった機能が現代のSNSトレンドに合致しているとは言いがたく、「昔使っていたSNS」という人が大半だろう。

 そんな中でなぜ、mixi2を開始したのか。同社は「『気軽に安心して楽しめるSNS』へのニーズが急激に高まったことを受け、開発が始まりました」と答える。

 近年、ユーザー数の多いSNSの課題として、「レコメンドアルゴリズムによる情報選別で、心理的に不安になる場面が増加」していることをMIXIは挙げ、「不安の要因には、生成AI関連の権利侵害やプライバシー保護に関する問題も含まれる」とする。

 mixiではこれまで、「心地の良いつながり」をコンセプトにサービスを運営してきたが、「SNS全般への不安が高まる中で期待の声が多く寄せられた」という。そこで、「情報メディアとしての価値と安全・安心を両立することは難しい挑戦であるが、20年の運営経験を生かし挑戦する判断をした」とのこと。

●疑問2:なぜあえて告知をしなかったのか

 mixi2は、いうなれば20年ぶりのメジャーバージョンアップともいえる。MIXIにとってもmixi2は壮大なプロジェクトだったはずだ。しかし、mixi2はプレスリリースで一切告知をせず、App StoreとGoogle Playで静かにリリースされた。これはなぜなのか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください