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「Xiaomi 14T Pro」と「AQUOS R9」のカメラや使い勝手を比較 重視するのは性能か、安心感か?

ITmedia Mobile / 2024年12月29日 16時59分

 望遠のシチュエーションでは、別途望遠カメラを備えるXiaomi 14T Proが優位だ。AQUOS R9では物理的に撮影が難しいシチュエーションなだけあって、ここに魅力を覚える人は迷わずXiaomi 14T Proを検討した方がいいだろう。

 多彩な撮影モードやマニュアルモードでの「追い込み」を求めるならXiaomi 14T Proをおすすめしたい。Leica VibrantとLeica Authenticの2つのモードに加え、多種多様なフィルターを利用できる。秘めた撮影表現を広げられる。

●パフォーマンスで選ぶならXiaomi 14T Pro、長く安心して使うならAQUOS R9

 前回比較したAQUOS R9とXiaomi 14 Ultraでは「カメラだけ」ならXiaomi 14 Ultraが圧倒的に優位と結論付けた。今回のAQUOS R9に近い価格帯のXiaomi 14T Proを用いた比較では、機能面もグッと近いものとなり、正直なところ「選ぶのが悩ましい」と評価するくらい拮抗(きっこう)している。

 カメラについては、どちらもライカのエッセンスを十分に感じられ、高いクオリティーに仕上がっていると評価したい。強いていうなら、より大型のセンサーと望遠カメラを備えるXiaomi 14T Proの方が「カメラ」としてみたときの満足度は高い。

 基本性能はDimensity 9300+を採用するXiaomi 14T Proの方が高い。Snapdragon 7+ Gen 3を採用するAQUOS R9も十分高性能だが、余裕があるのはXiaomi 14T Proの方だ。ゲームなどで遊ぶ機会が多い方はXiaomi 14T Proの方がより快適に遊ぶことができる。

 ソフトウェア面ではXiaomi HyperOSによるメーカー独自のギャラリーアプリなどを備えているので、画像編集などでは優位。Xiaomiのライカ共同開発スマホではおなじみのアートフレームも付けることができ、AIを用いた編集機能も利用できる。

 Xiaomi 14T Proの利点として、120Wの超急速充電に対応している。朝食を準備する間など、ほんの20分程度の時間でフル充電ができるため、筆者も急いでいた場面で何度も助けられたことがある。

 これに加えてワイヤレス充電にも対応しており、使い勝手も前世代機から向上した。普段の生活にこのようなスマートフォンが浸透すると、もう他の機種に乗り換えることは難しくなるくらい、生活に変化の生まれる機能だ。

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