1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

まるで“中国版iPhone”の「vivo X200 Pro mini」を試す iPhoneを超えたコスパに衝撃

ITmedia Mobile / 2025年1月2日 10時45分

 メモリは、12GBか16GBと必要十分な容量を確保した。ストレージもUFS4.0規格の高速なものを採用する。省電力かつ高速に伝送でき、仮想メモリなどを利用しても、パフォーマンスの低下を抑制するという。冷却機構には、ベイパーチャンバーを採用し、冷却性能を向上させた。最新プロセッサとの組み合わせで、ゲームを長時間プレイできるそうだ。

●高負荷のゲームも快適に動作 バッテリーは丸1日使っても十分持つ

 いざ、vivo X200 Pro miniを利用すると、ストレスなく動作すると感じる。vivo独自のチューニングとベイパーチャンバーにより、本体の発熱も抑えられているようだ。試しに、高い負荷のかかる「原神」を1時間ほど連続でプレイしたところ、背面が徐々に温かくなることが分かったが、極端に「熱くなる」と感じることは少なかった。優秀なプロセッサと冷却設計による結果といえる。

 サウンド面では、ステレオスピーカーとソフトウェア処理の進化で、クリアな音質を楽しめる。このサイズのスマートフォンとしては、内蔵スピーカーの音が良好だ。音量が出るというより「高音質での再生」に注力している、そんな印象を受けた。

 このサイズのスマートフォンの中でも特にいい、と感じたのはバッテリーだ。先にレビューした「Xiaomi 15」もかなりよかったが、vivo X200 Pro miniはそのさらに上を行くレベルで、丸1日使用しても30%ほど残っていた。

 なぜ、これほどまでにバッテリーが持続するのかというと、エネルギー密度の高いバッテリーを採用しているからだ。vivoは近年、バッテリー技術に注力しており、サプライヤーと共同開発した「BlueOcean Battery」を、2024年発売の機種において価格帯を問わず採用している。このバッテリーは、従来よりもエネルギー密度を向上させることで、薄型軽量化と大容量化の両立を実現した。

 その結果、コンパクトなvivo X200 Pro miniにも5700mAhという大容量バッテリーを搭載できるようになった。参考までに、vivo X200 Pro miniに近いサイズのGalaxy S24は4000mAh、Google Pixel 9 Proは4700mAhであることを考えると、この5700mAhがいかに大容量であるかが分かる。vivo X200 Pro miniは90Wの高速充電、30Wのワイヤレス充電にも対応している。本機種のような大容量バッテリーを採用するスマートフォンには急速充電技術が欠かせない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください