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「nubia Flip 2」は価格破壊で“手の届きやすい折りたたみ”に コスパが支持されY!mobileの主要メーカーに躍進

ITmedia Mobile / 2025年1月14日 23時45分

 音声通話アプリ、LINEアプリの通話を録音できる高機能通話録音機能を搭載し、録音を開始する際に、録音開始のアナウンスを相手に伝えないように設定できる。録音内容を自動でテキストデータに変換し、過去の通話記録を視覚的に確認できる。リアルタイムで文字起こしする機能もあるが、2025年3月以降に実装予定だ。

 耐久性についても、nubia Flipからアップグレードしている。本体を開くと、約6.9型のフルHD+有機ELディスプレイ(1188×2790ピクセル)を利用できるのだが、ZTEジャパンのピーター氏は、「折りたたみスマートフォンは、ディスプレイの折り目の部分が完全にフラットになっていないため、壊れやすいのではないか? という不安につながっていることが調査で分かった」とした上で、nubia Flip 2の折り目がnubia Flipと比較して「約25%フラットになった」と紹介する。

 約30万回の開閉が可能な点も強調。「1日100回開閉したとしても、10年ほどまで耐えられる」とピーター氏。さらに、インナーディスプレイの傷への耐性はnubia Flip比で2倍に向上し、ボディーは10%軽量化した。重量はnubia Flip(214g)より23g軽い191g。落下時の耐衝撃性能は「約3倍に向上した」(ピーター氏)という。

 スペックもnubia Flipとnubia Flip 2で異なる。例えば、プロセッサはnubia FlipがSnapdragon 7 Gen 1だったのに対し、nubia Flip 2ではMediaTekのDimensity D7300Xを採用。メインメモリはnubia Flipの8GBから6GBに、内蔵ストレージは256GBから128GBへと少なくなった。

 Y!mobileにおける一括価格は8万5680円だが、新規契約かMNPで他社からの乗り換えて、料金プラン「シンプル2 M/L」に加入すると、2万1600円引きとなる。さらに、「新トクするサポート(A)」を適用して特典を申し込むと、1~24回の支払い総額が1万9680円(820円×24回)になり、縦折りタイプのスマートフォンとしては破格だ。

 縦折りタイプのスマートフォンは国内で「Galaxy Z Flip6」「motorola razr 50 ultra」「motorola razr 50」が最新機種として販売されているが、いずれも一括価格は10万円を超える。ZTEのピーター氏は「消費者が折りたたみスマートフォンの購入に踏み出せない理由の1つに端末価格」を挙げた。

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