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「中古iPhone」はどこで買うのがお得? キャリア、中古店、MVNO、メーカーそれぞれのメリットを整理する

ITmedia Mobile / 2025年1月20日 11時35分

 気になる使い勝手だが、2~3年前のiPhoneも今のミッドレンジスマホ並みの性能があるので、メインでの利用はもちろん、仕事用のサブスマホ、紛失や破損が気になる子どもに持たせる用スマホ、海外旅行用にも適している。

 利点は「一括購入なので、iPhoneの返却時期を考えず長く利用できる」ことに加え、「キャリアを通さなくても購入できるので、MVNOの格安SIMの契約でも使いやすい」「安いので、故障や紛失時も損害が少なく済む」こともある。

 欠点は、保証期間が短く、有料補償サービスを利用できないこと。だが、今では大手キャリアが販売する中古iPhoneなら有料補償サービスに加入でき、そういった状況も変わりつつある。

●中古スマホの購入時は、外観とバッテリーをチェック

 中古iPhoneを購入する際、主に注意すべき点は外観の状態とバッテリーの状態だ。大手の中古ショップでは、中古スマホの業界団体RMJ(リユースモバイル・ジャパン)のガイドラインによる5ランクで分けていることが多い。

 多くの人が中古iPhoneとして想像する、もしくは購入するのは美品のAランクか中程度の使用感のBランクだろう。安さを追求するならCランクという選択肢もある。

RMJによる、中古スマホに関するランク分け

・S:未使用品

・A:美品、目立つ傷がなく非常にきれいな状態

・B:中程度品、細かな傷・薄いかすり傷があり、使用感がある状態

・C:使用済品、目立つ傷や擦り傷等があり、明らかな使用感がある状態

・J:破損、目に見えてダメージがあり、激しい損傷または破損している状態

 店頭の中古iPhoneの説明文で「バッテリー容量 89%」などと記載されている数値は、バッテリーの劣化状態を示している。iPhoneを利用している人なら「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」から確認できる。

 この数値が少ないと、バッテリーを100%までフル充電しても、新品のiPhoneと比べて利用できる時間が短くなる。なお、中古iPhone市場では80%以上なら問題のない商品として流通しており、80%未満のモデルは値引きされていることが多い。

 性能に関しては、iPhoneは3~4年前のモデルでも比較的高性能なミッドレンジに相当する性能を持ち、iOSの更新や新機能の追加も続いている。LINEやSNSなど一般的なアプリを利用する場合に遅いと感じることは少ない。

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