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「中古iPhone」はどこで買うのがお得? キャリア、中古店、MVNO、メーカーそれぞれのメリットを整理する

ITmedia Mobile / 2025年1月20日 11時35分

格安SIMなどMVNOの中古スマホと、IIJmioの「Apple認定整備済製品」

 格安SIMを手掛けるMVNOは、iPhoneを取り扱っていない代わりに、未使用や美品の中古iPhoneを販売していることがある。

 中でも独自の取り組みをしているのが、2024年9月に「Apple認定整備済製品」の販売を開始したIIJmioだ。これは、Appleが品質を保証する新品に近い整備品で、Appleの1年保証に加えて有料補償サービスのApple Care+にも加入できる。これをIIJmioの契約と一緒に購入すると大幅な割引を受けられる。販売する機種はiPhone 12 Proシリーズが中心だが、人によってはかなり魅力的だろう。

Apple Storeの「Apple認定整備済製品」

 Apple Storeでも「Apple認定整備済製品」を取り扱っている。いずれも新しいバッテリーと外装が使用され、1年間の保証付きでApple Care+にも加入できる。ただ、Apple Storeは大画面や大容量モデルが多く、価格は正規品のおよそ15%引きのみだ。料金プラン契約とセット購入による割引はない。iPhoneをとにかく安く購入するよりも、流通量の少ない大画面や大容量モデルを少しでも安く買いたい人向けのストアといえる。

今後利用が広がりそうな「リファービッシュ品」

 中古スマホは基本的に、買い取った商品をクリーニングして販売することが多い。だが欧米で「修理する権利」の法整備とApple側の対応が進んだこともあり、故障した部品やバッテリーを交換して販売する「リファービッシュ品」が注目されつつある。iPhoneの修理や整備がビジネスとして成り立つかは、純正の新品部品や中古部品、互換部品のどれを利用するのかなどの問題もあるが、日本でも今後の動きに注目したい。

 日本ではオンラインストアのBack Marketがリファービッシュ品としてiPhoneを販売している。注文時に、有料でバッテリー交換を依頼することも可能だ。金額はモデルによって異なるが、購入したiPhoneを長期間使いたい場合には魅力的な選択肢になる。

ネットフリマ、オークションはお得な場合もあるが、トラブルに注意

 メルカリやYahoo!オークションなどのフリマやオークションサイトでも、中古iPhoneの取引が行われている。中古ショップよりやや安く購入できる場合もある。だが、商品内容や信頼できる取引相手なのかをよく確認して利用しよう。トラブルが起きたときの時間や金銭面、精神的なコストも考慮して利用したい。

●購入目的や販売方法が広がる中古iPhone、事前のリサーチが重要

 ここまで中古iPhoneについて紹介してきた。大手キャリアが低価格帯iPhoneを販売する方法や、格安SIMで利用できるiPhoneの購入方法、スマートフォンの価格が高騰したことに対する家計の節約など、以前と比べると中古iPhoneを購入するシチュエーションが増えている。この記事が購入する機種の選び方や、購入するショップの選び方の一助になれば幸いだ。

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