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ドンキの格安SIM「マジモバ」はどれだけお得? 「#今月のおごり」には意外な落とし穴も

ITmedia Mobile / 2025年1月24日 10時5分

 マジモバの月額770円も安いのですが、さらに安いのが日本通信です。合理的シンプル290プランは月1GBが290円で、1GBあたり220円で容量を追加できます。3GBなら月額730円で、驚安プランより月40円安く使えます。通話料金や通話定額オプションもマジモバより安いので、安さで選ぶなら日本通信の方がよいでしょう。

 なお、マジモバや日本通信などのMVNOは昼や夕方に速度が遅くなるのがデメリットです。最近は使用に影響が出るほどの低下は少なくなりましたが、一日中安心して使いたいなら月3GBで月額990円のLINEMOベストプランも検討しましょう。通話が多い人は、3GBが月額1078円で、Rakuten Linkを使えば国内通話が無料かけ放題の楽天モバイルもオススメです。

 月15GB/25GB/50GBの最驚プランは、他社に比べると割高です。月15GBの場合、マジモバは月額2508円に対し、IIJmioのギガプランは月額1800円、日本通信は月20GBに5分かけ放題/70分の無料通話がついて月額1390円です。

 月25GBも安くありません。マジモバは月額3278円ですが、この容量帯なら月30GBに5分かけ放題がついて月額2970円のahamoやLINEMO、月33GBと10分かけ放題で月額3278円のUQモバイル「コミコミプラン+」、月額3278円でデータ使い放題と通話かけ放題の楽天モバイルなど、選択肢が豊富です。わざわざマジモバを選ぶメリットはないでしょう。

 同じく月50GBも割高です。マジモバは月額6050円に対し、日本通信は5分かけ放題か70分の無料通話がついて月額2178円と、マジモバの約3分の1です。速度にこだわるなら月110GBと5分かけ放題が使えるahamo大盛りがいいでしょう。

 マジモバは月3GBが月額770円の驚安プランは安いものの、日本通信はさらに安いです。また、15GB/25GB/50GBの最驚プランは他社に比べ割高です。「#今月のおごり」で商品が無料でもらえるのは魅力的ですが、料金の安い他社を選び、商品は普通に購入した方が断然お得です。

●マジモバの通信速度を実際に測定

 格安SIMで最も気になるのが通信速度です。MVNOの多くが昼や夕方に速度が低下します。筆者も以下の条件でマジモバの速度を測定しました。

測定の条件

・測定期間:1月8日(水)~1月15日(水)

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