「AQUOS R9 pro」のカメラ機能を「Xiaomi 14T Ultra」と比較 よかったのは望遠、悪かったのも望遠
ITmedia Mobile / 2025年1月26日 10時5分
●Xiaomi 14 Ultraと比較すると課題が浮き彫りに
手持ちのXiaomi 14 Ultraと比較した結果、結論としてはXiaomi 14 Ultraの方が使いやすく総合点は高いと感じました。
特に前述の手ブレのしやすさなど、AQUOS R9 proは望遠の詰めが甘くXiaomi 14 Ultraの方が誰でも使いやすいカメラになっていると感じます。
手ブレだけでなく最短撮影距離にも大きな違いがあります。AQUOS R9 proはかなり近づいて撮れますが、Xiaomi 14 Ultraの方がもう一歩踏み込んで撮影できるため、同じ被写体に対してそれぞれのスマホで一番近寄れるところで撮影するとXiaomi 14 Ultraの方がインパクトのある写真が撮れます。
とはいえ、センサーサイズが大きくなるとその分、最短撮影距離が長くなる傾向にあり、トレードオフの関係なので仕方のないことではあります。
カメラの色作りに関しても個人的にはXiaomi 14 Ultraの方が好みでした。
上の2枚は同じ場所でほぼ同じ設定で撮影した写真ですが、AQUOS R9 proはシャドーを持ち上げてハイライトを落とすスマホ的な写真になっているのに対して、Xiaomi 14 Ultraの方は暗いところは暗いまま残す自然な映りをしています。空の色も朝焼けの薄明光線のイエローから反対のブルーに至るまでXiaomi 14 Ultraの方がカラーの差とそれに至るグラデーションがより立体的で、より印象的に感じました。
カメラ的に扱えるか、という意味ではXiaomi 14 Ultraのカメラグリップと絞りは強みでした。特にカメラグリップの有無は構えたときの安定性が違うため手ブレ有無にもつながるのだと思います。
総じてXiaomi 14 Ultraの方が完成度は高いという印象でした。AQUOS R9 proのカメラハードウェアスペックは、特に望遠カメラに関しては良いので今後のソフトウェアアップデートに期待しています。
●AQUOS R9 proの作例集
最後にAQUOS R9 proで撮影した作例をいくつか紹介します。
ブレやすいことを生かして動体だけをブレさせる撮影をしてみました。人が多い場所でうまく使えるかもしれません。
標準カメラに関してはさすがの1型センサーです。夜景撮影でも明るくくっきりと、それでいて階調豊かに映ります。
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