pixiv、「著しく写実的」な画像投稿を禁じるガイドライン改定の背景を説明
ITmedia NEWS / 2024年4月15日 19時17分
イラストや漫画のコミュニケーションサービス「pixiv」を運営するピクシブ(東京都渋谷区)は4月15日、著しく写実的な作品の投稿を禁止するとしたガイドライン改訂について、その意図を説明した。フェイク画像や実在しないとは言い切れない人物など、紛らわしい画像の投稿を防ぐためだという。
ピクシブは10日、「イラスト、マンガ、うごイラ、及び各種投稿画像について」に記載していた禁止事項の文言を、それまでの「実写と同等もしくは著しく写実的で、性的意図を認められるもの」から「実写と同等もしくは著しく写実的なもの」へと変更した。このため、写実的な画像全般が禁止されると捉えた一部利用者から「ハイパーリアリズムといった画風・技法の投稿も禁止されるのか?」などの問い合わせがあったという。
ピクシブは、禁止する写実的な作品の例を2つ挙げている。1つは「作成手段を問わず、必ずしも性的/残虐とは断定できないが、文脈などによってはそれらの意図が認められる可能性がある写実的な画像」。例えば、実在しないと言い切るのが難しいほど写実的な児童と水着/おむつを組み合わせた画像などが対象になる。
もう1つは「人権侵害、情報操作、社会的混乱を招くことを目的とした写実的な画像の投稿」。例えば実在する未成年の飲酒シーンや政治家や著名人の逮捕された場面など、いわゆるフェイク画像を想定した。
ピクシブは「これらの投稿は、以前より望ましくない行為と捉えており、発見次第、削除などの対応を行ってきたが、改定前のガイドラインではその根拠を十分に伝えられなかった」と説明。これまでの対応とガイドラインの整合性をとり、また今後登場する可能性がある類似した事例に備えるため、「より広い範囲を(禁止)対象とした」と説明している。
なおハイパーリアズムなどの画風/技法については引き続き投稿でき、「今後も投稿が禁止されることはない」としている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ピクシブ、無料のiPad用お絵描きアプリ「Pastela」提供開始
ASCII.jp / 2024年4月18日 15時30分
-
iPad向け高機能・無料ペイントソフト「Pastela」、ピクシブが開発 pixivへの直接投稿も
ITmedia NEWS / 2024年4月18日 10時40分
-
ピクシブがiPad向けの新しいペイントツール「Pastela(パステラ)」を本日リリース!「ホロライブ」白上フブキさんとのコラボなど3つのリリース記念企画を実施
PR TIMES / 2024年4月17日 13時45分
-
透明感あふれる美しい作品が話題の人気イラストレーターほうき星氏の初個展「Secret・Angel」を4月16日(火)よりpixiv WAEN GALLERYにて開催!
PR TIMES / 2024年4月16日 15時45分
-
Pixiv、波紋を呼んだ「写実的な画像禁止」について説明 ハイパーリアリズムなどの画風・技法はOK
ねとらぼ / 2024年4月16日 14時5分
ランキング
-
1ジョージア大使、松屋にポーランド風ハンバーグ登場で心配「国際情勢に影響しかねない熾烈な戦いになりそう」
iza(イザ!) / 2024年5月1日 13時55分
-
2「そっち使うの?!」「これは天才」 さびだらけの鉄くぎをぐつぐつ煮込むと……? DIYに役立つ“まさかの使い道”が200万再生
ねとらぼ / 2024年5月2日 12時15分
-
3Androidアプリに悪意あるコードを追加して再配布するマルウェアに注意
マイナビニュース / 2024年5月2日 8時31分
-
4パイオニアの車載スマートデバイス「NP1」を試して感じたイイところ、ムムムなところ 音声操作前提のドラレコ&カーナビ
ITmedia Mobile / 2024年5月2日 6時5分
-
5iPhoneの天気アプリ、文京区で「大雪」とウソつく 気象庁のサイトで“正しい情報”を確認する方法は?
ITmedia Mobile / 2024年5月2日 18時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください