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「動画より静止画を撮りたいんだー」という人に富士フイルム「X-T50」は超オススメかも 

ITmedia NEWS / 2024年6月16日 7時20分

 これだけでX-T50からのメッセージが分かるよね。これは、「いろんなフィルムシミュレーションを使って、いろんなテイストの写真を楽しもう」なのだ。

 面白いことに、このダイヤルが付いてるだけで、フィルムシミュレーションをあれこれ切り替えて使いたくなるのだ。

●フィルムシミュレーションしまくろう

 X-T50のフィルムシミュレーションは細かなバリエーションを含むと全部で20個だが、ダイヤルに直接刻印されているのは8つ。

 最初のSTD(Provia)、V(Vivid/Velbia)、S(Soft/Astia)の3つは初期からの基本フィルムシミュレーション。

 その後は、人気の高いCC(クラシックChrome)、一番新しフィルムシミュレーションで常用してもOkなRA(REALA ACE)、続いてレトロ系のNC(クラシックネガ)、NN(ノスタルジックネガ)、そして、白黒のA(アクロス)だ。

 FS1からFS3はカスタマイズできる。

 そしてそれぞれのフィルムシミュレーションには詳細な解説がついているので参考にすべし。

 ただ、ダイヤル1つでさっと選べるとなると、つい「こっちでも撮っておこう」と思って撮影枚数増えちゃうよね。

 実際にどう違うのか、ダイヤルに用意されている8つで撮り比べてthumbnailを並べてみた。

 青空や緑があると差がよくわかる。

 渋くて古い感じを出したいときはクラシックネガがいい。

 肌の感じも見たいよねってことで、次は人物を。

曇天下だったこともあり分かりづらい面もあるけど。

 ではスタンダードなPROVIAで1枚。

 このレンズはキットレンズの「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」。これは電動ズーム仕様の廉価な沈胴レンズ。電動ズームのレスポンスがやや鈍いことや、絞りリングがないことからX-T50にはちょっと似合わない感じがするのだけど、レンズキットを廉価に抑えたかったのだろう。

 実は、海外ではもう1つ、新レンズとのキットも用意されている。「XF 16-50mm F2.8-4.8 R LM WR」だ。

 初代Xシリーズと同時に登場した「XF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS」の後継モデルのような、標準ズームレンズとしての位置付けだ。

 広角側が現在のトレンドである16mm(24mm相当)になり、望遠側がちょっと短く暗くなり、手ブレ補正もなくなったけど(今はボディ側が手ブレ補正持ってるから問題はない)、310gから240gと、とても軽くコンパクトになった。特に軽いのがいい。

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