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キヤノン“新世代EOS R”の実力は? 「EOS R5 Mark II」はなかなかのモンスターマシンだった

ITmedia NEWS / 2024年8月24日 18時20分

 まずは標準ズームレンズともいえる24-105mmから。

 次は後ろ向いたひまわり。視線入力AFで。スティックを動かすのと視線入力とどっちが便利かは……被写界深度次第かな。ピントが浅いときはピンポイントで合わせたいし。視線だとどうしてもアバウトになる。

 人を撮るときは瞳AFが仕事をしてくれるから問題なし。左右の瞳のどっちに合わせるか、はスティックを使うか視線入力で指定できる。

 EOS R3に比べると視線入力の性能がすごく上がってるので使う人も増えるんじゃなかろうか。

 せっかくのEOS R5 Mark IIなのでハイエンドのレンズも試してみた。135mm F1.8である。

 ポートレートに最強ってことで人物を。

 確かにボケもきれいだしAFは速い。

 低コストで小柄な中望遠だとハーフマクロ撮影も可能な85mm F2.0がある。AF速度はそこまでではないけど、1本持っておくと便利。かなり寄れるし。

 1段絞るとボケもきれいな丸になる。ISO25600で夜のスナップ。常用ISO感度はISO51200までで拡張でISO102400まで上げられる。

 せっかくなので連写も試そうということで100-400mmの望遠ズーム登場。

 このレンズ、望遠端でF8とちょっと暗いのだが、細身で軽いわりに400mmで持って行けるので便利なのだ。

 プリ連写を駆使してアオサギが何か捕まえた瞬間を捉えたら、なんとトンボだった。水面ギリギリを飛んでいたトンボを一瞬で捕まえたのだ。

 食べられてばかりでもアレなので、元気なシオカラトンボも。これも視線入力で、複眼のあたりをガン見して撮影。

 今回、基本的にサーボAF+電子シャッターで撮影してみたのだけど、一度捕まえるとトラッキングしてくれるから逃さないし、デフォルトが電子シャッターになっているのが不思議ではないくらい、特に困ったことはなかった。

 EOS R5 Mark IIならではの新機能は電子シャッターを前提にしているものも多く、普段は電子シャッターで、必要な時だけメカシャッターにするカメラ、と思ってよさそうだ。電子シャッターだと音を消せるので静かな場所でも撮れるし。

 なお、連写は最高で秒30コマ。高速で駆け抜けていく快速急行もしっかり、フロント部を検出して追い続けてくれた。

 検出する被写体は人物・動物に乗り物が加わっている。

 これを撮影したのは便利ズームのRF 24-240mm F4-F6.3 IS USM。便利すぎて人間が堕落しますな。

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