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これって乾電池? テスラに使われている“円筒形バッテリー”の正体とは

ITmedia NEWS / 2024年9月30日 17時17分

これって乾電池? テスラに使われている“円筒形バッテリー”の正体とは

「iPhoneにタイヤをつけたようなクルマ」と表現されるTesla。IT・ビジネス分野のライターである山崎潤一郎が、デジタルガジェットとして、そしてときには、ファミリーカーとしての視点で、この未来からやってきたクルマを連載形式でレポートします。

 この原稿を書いているのは8月です。猛暑が続き、全面ガラスルーフのTesla乗りには厳しい季節です。納車後、日よけシェードを別途購入したのですが、昨シーズンから付けなくなりました。シェードの装着は手間がかかる割には、体感温度が劇的に下がるわけでもないからです。エアコン自体、とてもよく効くので、風向を調整すれば快適な車内空間を維持可能です。

 ただ、後席に人を乗せる機会が多い人は、後席だけでもシェードを付けた方がいいかもしれません。後席にはエアコン吹き出し口が中央に1つしかなく、風向を満足できる状態に調整できないことから、思うような快適性を得られない可能性が高いからです。

 全面ガラスルーフからは夏の暑さばかりを連想しがちですが、冬の晴れた日は、ぽかぽかと暖かく、シートヒーターだけで快適性を確保可能で、エアコンによるエネルギー消費を節約できます。ここはトレードオフの関係なので、致し方ない部分もあります。

 今回の話題は2つ。運転支援機能であるオートパイロット(AP)で遭遇した案件と、Teslaのバッテリーに関連する話を紹介します。

●高速道路工事規制や路肩作業に遭遇したらオートパイロットを切れ

 最近、高速道路でオートパイロット(AP)を使用中、工事による車線規制や路肩作業に遭遇した状況でアラート共に自動ブレーキが出来(しゅったい)する事態に何度か遭遇しました。そのうちの2度は車載のGoProで動画を撮影していたので、どのような状況だったのかを映像でご覧ください。

 この動画は、中央道の下り線相模湖付近の上り坂でのことです。路肩作業車を左に見ながらAPを入れたまま走行車線を走っているとき、アラート音とともに自動ブレーキが作動し、82km/hから52km/hまで一気に減速しました。

 この映像をコマ送りで見ると、スクリーン上では、当初、工事車両群先頭のトラックとワゴン車の2台を認識していませんが、接近したら突然ワゴン車を認識し、つまりスクリーン上に表示され、その際、先頭のワゴン車が、注意喚起を促す印として、赤く表示されます。まさにこの瞬間にアラートが鳴って減速が始まっています。

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