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どうする? 大学生用パソコンの選び方 「4年通しよりも2年で買い替え」がオススメな理由

ITmedia NEWS / 2024年11月28日 13時26分

 前期において移動の負担ということでは、軽量であることが望ましいが、一般に軽量PCはそれだけで付加価値があるため、高価だ。さらに使うのが19~20歳ぐらいの年齢ということを考えれば、軽量化と共にある程度の堅牢性も必要である。

 PCは小型になれば重量も軽くなる。堅牢性とのバランスを考えれば、13インチ程度の一般的なノートPCが妥当ということになるだろう。加えて2年しか使わないと割り切るならば、最新PCである必要はない。

 一般にPCの耐用年数は4~5年とされているが、実際には会社支給のPCなどはもっと長く使っていることだろう。それで処理能力に支障があるかと言えば、一般業務であれば4~5年前のPCでは全く役に立たないということはないだろう。

 筆者の手元には2020年に購入したM1版 MacBook Airがあるが、取材やモバイルでの原稿執筆に何か支障があるかと言えば、全くない。なんなら4Kビデオ編集もこなせる。

 今はもう処理速度の問題よりも、バッテリーの耐用年数のほうが問題だろう。これが大体5~6年で性能が落ちてくる。バッテリー内蔵型の場合は、膨張し始めるとそもそも使えなくなるので、そこで修理するか、寿命を迎えることになる。

 バッテリーの耐用年数を考えれば、最初の1~2年向けのPCは、2~3年落ちぐらいのモデルで十分だろう。中古品という手もあるが、昨今はメーカーでもリファービッシュ品の販売に力を入れており、純粋な中古品よりも信頼できる。

 大学がPCショップと提携して、廉価なPCを提供しているケースもある。娘の大学もそうしたショップがあり、ラインアップを調べてみたが、なんと4年前のモデルであった。ショップで手厚い保証はついているが、修理している間は使えないわけだし、代替え機があっても必要なデータやアカウントを全部入れ直しの手間を考えると、良い選択肢とは思えない。

 選択順としては、値下げされた流通在庫 > メーカーリファービッシュ品 > 大学提携ショップ品 > 中古品ということになるだろう。その他、メーカーによっては学生・教員向けの特別価格で販売するところもあり、大体15%オフぐらいで買えるようだ。2年前のリファービッシュ品とどっちが安いかということになるが、リファービッシュ品はモデルに選択肢が少ない。ちょうどいいモデルがあるかどうかで考えるべきだろう。

●大学生向けPC指南サイトは、信用できる?

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