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どうする? 大学生用パソコンの選び方 「4年通しよりも2年で買い替え」がオススメな理由

ITmedia NEWS / 2024年11月28日 13時26分

 がっつりAIを使うか使わないかはさておいても、OSやブラウザレベルでAIがインテグレートされてくれば、今後WindowsでもMacでも16GBが最低ラインになるのではないだろうか。

・バッテリーは10時間以上あると安心 → モバイルバッテリーがあれば何とかなる

 大学で各自PC用のACが用意されていないというのは、当然ありうることだ。丸1日の授業で全部PCを使うとすれば、確かに10時間分あれば十分ではある。

 だがそれにより、価格や重量が著しくアップするのであれば、5時間程度を基準にして、あとはモバイルバッテリーとの併用を考えれば済むことだ。むしろバッテリーを2、3個用意しておいて、フル充電した1個は常に大学に置いてあるぐらいの方が安心できる。

 その点では、USBーCで充電できるというところはPC選びの条件にしたい。専用ACアダプター以外は受け付けないというのは、論外である。

・ストレージ容量は文系128GB~、理系256GB~ → 最低ラインが256GBでは

 「Microsoft 365 Education」とも関係する話だが、大学ではこうしたアプリケーションとともに各個人が使えるクラウド領域も提供するところがある。よほどタッチーな研究をしている人は別として、われわれの仕事のデータもほとんどがクラウド領域にあり、ローカルにはリンクしかないという状況になっている。

 とはいえ、クラウドと同期するにしても、一時的にはローカル領域が必要になる。クラウド領域が1TBぐらいあるなら、ローカルは256GBぐらいはないと厳しいのではないだろうか。大学生協で手配できるPCでも、最低ラインは256GBに設定してあるようだ。

●それ以外のポイント

 いわゆる指南サイトでは指摘されていないが、気にしておきたいポイントがいくつかある。意外に見落とされがちなところを考えてみたい。

・ネットワーク環境は自前でも戦えるように

 学生のPC必須化に伴って、大学のWi-Fiが遅いという問題が顕在化している。既に回線を増強して解消した所も多いようだが、こればかりは行ってみなければ分からない。

 どうしてもダメだという場合は、スマートフォンからのテザリングで凌ぐことも考えられる。状況を見ながらということになるだろうが、一時的にデータが買えるとか、1日使い放題に変更できるといった通信プランで契約しておく必要があるかもしれない。

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