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とんがり頭の「OM-3」登場 フィルム時代を彷彿とさせるボディにフラグシップと同じセンサー搭載

ITmedia NEWS / 2025年2月7日 8時20分

 これはかつてPEN-F(2016年発売)に搭載されたものと同じで、標準の他にART(アートフィルター用)と、カラー、モノクロの4ポジション。カラーとモノクロはそれぞれプロファイルを変えたり、カラーフィルターをコントロールして、好みの画作りをするためのもの。細かく色を調整するカラークリエイター機能もある。

 昨今の画作りトレンドを反映してか、独立したダイヤルから画をいじれるダイヤルを復活させたのだろう。

 アートフィルターもカラークリエイターもOM-1にまで受け継がれているが、使ってない人も多いかと思う。今のこのタイミングでクリエイティブダイヤルを復活させたのは良いことだ。

 この辺は実機を使ってのレビュー時にあれこれ試してみたい。

 もう一つ、新たにCPボタンも装備。これはコンピュテーショナルフォトグラフィーボタンで、高速なセンサーを生かした連写+合成を使った撮影機能(ライブGNDやハイレゾショットなど)をすぐ呼び出せる。

●頑丈さと高性能とデザインが並び立つOM-3

 OM-3と同時に3本のレンズがリニューアルされた。スナップに向いた「M.ZUIKO DIGITL 17mm F1.8 II」と「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II」。そして手ブレ補正機能を強化した望遠ズームの「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS II」だ。単焦点レンズ2本はOM-3によく似合う。

 OMDSはOM SYSTEMのブランドサイトをリニューアルし、シリーズに共通する強力な手ブレ補正と防塵防滴性能をアピールすべく「冒険」を前面に押し出してきた。アウトドアフィールドに持ち出すカメラという位置づけだ。

 OM-3はそれとは少しテイストが異なる、どちらかというとスナップ撮影を楽しむカメラであるが、中身はOM-1 Mark IIとほぼ同じという高性能仕様なのが素晴らしい点だ。防塵防滴もハイレベルなので街中でも映えるデザインだし、過酷なアウトドアでの撮影でも使える本格的なカメラと考えていいだろう。

 なお、価格はOM-1 Mark IIより少し安く、市場想定価格はボディのみで約26万4000円。12-45mm F4.0 PROのレンズキットが約29万7000円。3月1日に発売予定だ。今から楽しみである。

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