1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. ネットトレンド

なかなか体重が増えない保護子猫に高カロリーフードを与え続けたら…… 約1年半後“マッチョ猫”への変貌に驚きが止まらない

ねとらぼ / 2024年5月10日 21時30分

写真

猫風邪をぶり返していた小さな子猫が……

 近年、動物の虐待や飼育放棄、悪質な業者による繁殖・販売、不適切な飼養が社会問題となっています。個人や団体、地域が行き場をなくした動物たちを守るため、日々保護活動に取り組む一方で、動物たちが命を失う悲劇は後を絶ちません。

 環境省Webサイト「動物の愛護と適切な管理」は、2022年4月1日~2023年3月31日に殺処分された犬・猫の全国総数が1万1906匹と発表。前年と比べ約2500匹減少しています。また昨今、国内では殺処分への否定的な意見と保護への関心が高まり、殺処分数は減少傾向、保護犬・猫の譲渡数は増加傾向を見せています。微力でも地道に保護という選択を伝え続けていくことが、動物たちの命を守ることにつながるかもしれません。

 そこで、ねとらぼ生物部では保護動物と暮らす読者にアンケートを実施。寄せられた数々のエピソードと写真を紹介するとともに、尊ぶべき命の輝きや、愛する家族との暮らしの喜びを伝えていきます。

●第41回は保護猫「みたらし」くん/飼い主・ひばさんさん

―― みたらしくんとの出会いと、保護当時の状況を教えてください

ひばさんさん:出会いは、自宅から車で2時間ほどかかる地域にある保護猫カフェです。当時はペット不可物件に住んでいたので、休みのたびに通っていました。そのカフェが2022年8月にYouTubeで夏休みライブ配信を始め、初日に妊娠中の猫を保護、4日に無事7匹兄弟が産まれたと報告がありました。それから私は1カ月、毎日7匹兄弟の成長をライブ配信で見守っていて、同年11月にペット可物件に引っ越し、11月24日に7匹兄弟の1匹を引き取りました。

 ライブ配信で見守っていた兄弟はみんなとてもかわいかったので、とっくに引き取られていると思っていました。引っ越しが終わってから私だけで保護猫カフェに行ったときに、ゲージの中に3匹いるのを見かけ、店員さんから1匹だけ引き取り手が見つかっていないと話を聞き、運命を感じた私はすぐに夫に連絡しました。夫も同じ気持ちだったようで、翌日仕事終わりの夫と2時間かけて保護猫カフェにいるその子に会いに行き、やっと巡り会えたこの子を家族に迎えたい、大切に育てていきたいという気持ちで迷わず里親の申し込みをしました。

 引き取ったとき、みたらしは生後3カ月でした。保護猫カフェでは大勢の猫ちゃんと過ごしていたためか猫風邪に感染したことがあったようで、暖かくなるまでは猫風邪をぶり返し、鼻水や目やに、高熱や下痢などの症状で動物病院に定期的に通っていました。食欲は旺盛でしたが体が小さく、なかなか体重も増えず、病院の先生からも高カロリーのごはんをあげるように言われることもありました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください