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「わんだふるぷりきゅあ!」“肉弾戦なし”でも売上好調 新変身アイテムは「キッズコスメ」で展開

ねとらぼ / 2024年5月30日 18時5分

「わんだふるぷりきゅあ!」“肉弾戦なし”でも売上好調 新変身アイテムは「キッズコスメ」で展開

ついに変身した「キュアニャミー」

 わんだふるぷりきゅあ!

 異色の「戦わないプリキュア」は、玩具や関連商品の売上に影響があったのでしょうか? 決算数値から見ていきたいと思います。

 「わんだふるぷりきゅあ!」(以降「わんぷり」)の放送開始から3カ月。引き続きの盛り上がりを見せています。

 5月19日の放送では「クレヨンしんちゃん」とのコラボも話題となり、26日の放送ではようやく3人目「キュアニャミー」の変身シーンも初披露。変身バンク職人、板岡錦氏が原画を手掛けた「キュアニャミー」の変身シーンは本当にすごいものでした。この先「キュアリリアン」の登場も楽しみですね。

 さて、わんぷりは「みんな なかよし! わんだふる~!」のキャッチコピーの通り「パンチやキックなどの肉弾戦をしない」作風が特徴の一つです。

 「肉弾戦」をせずにどうやって戦闘シーンを描いているかというと、凶暴になったガルガルを「捕まえてギュっと抱きしめて」浄化しニコガーデンへ帰す、といういわば保護活動的で平和な戦闘スタイルとなっています(※3人目「キュアニャミー」は普通に肉弾戦をしていますが、それはあくまで本作の「戦わない」スタイルを逆説的に強調するためだと思われます)。

 さて。そんな「わんぷり」の肉弾戦がない作風は、「玩具、関連商品」の売上に影響は出ているのでしょうか? 「変身なりきり玩具」はプリキュアが戦うシーンがあるからこそ子どもが憧れ、購買につながっているのではないでしょうか?

 玩具業界誌および2024年5月に発表されたバンダイナムコHD、東映アニメーションの決算短信から見ていきたいと思います。

●「わんぷり」玩具は好調に推移

 玩具業界誌では「わんぷり玩具」の好調が報じられています。

 前作の初動を上回る勢いで「変身ワンダフルパクト」が売れているようです。

・2月に入って特に好調なのが「わんだふるぷりきゅあ」関連で、前作の初動を超える勢い。メイン商品の「変身ワンダフルパクト」が単品、スペシャルセットともによく売れている。

『月刊トイジャーナル2024年3月号』(東京玩具人形協同協会)P54

 前作「ひろがるスカイ!プリキュア」も好調だったことを思えば、それ以上の勢いで変身玩具が売れていることは、かなりの好調であることがうかがえます。

 「変身ワンダフルパクト」は、プリキュアでは鉄板人気のコンパクト型アイテム。造形のかわいさもあり、子どもに受け入れられているようです。

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