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【後編】今一番熱い“器楽奏者とボーカル融合”ガールズユニット「C;ON」を取材 異例尽くしのメジャーデビュー記念ライブで魅せた決意を1万7000字レポート

ねとらぼ / 2024年6月22日 12時0分

●CANDY TUNE・立花琴未さん出演のMVが話題の新曲「もしも」について

――4月25日リリースの「もしも」はC;ONの皆さんにとってどんな楽曲ですか。また聞きどころなどがあれば教えてください。

愛佳:私自身そういう恋愛はしたことがまだないんですけど、この楽曲はめちゃくちゃつらい恋愛の曲なので、「どうやったらこの楽曲の主人公の女の子に寄り添って歌えるのか」を試行錯誤しました。レコーディングでも初めてブースを真っ暗にして歌ってみたり、楽器のみんなも吹き方をちょっとずつ工夫してみたりと、全員で新しいことに挑戦できた曲だと思っています。

 聞きどころはラスサビの直前の栞音ちゃんのパートで「キミはすべてを受け止める愛を最後に捧げて消えたの」っていうところです。私は2番からの“どうしようもならないこの感情”みたいなパートを感情を爆発させてがむしゃらに歌っているんですが、そのあとに来るこのパートの栞音ちゃんの声がめちゃくちゃ好きなので、皆さんにもぜひ聞いていただきたいです。

栞音:基本的にはC;ONって“サビは2人で歌う”っていうのが多い中、この曲は1番と2番で完全に歌が分かれているので、1番が私、2番が愛佳になっています。1番を歌った後に2番の愛佳の歌を聞いていると、もっと感情移入できるので、涙が出てきちゃうんですよね。そういうのもこの曲ならではで私の好きなポイントです。

聖奈:C;ONでは色んなジャンルの曲を演奏しているんですけれども、この曲はシンガーソングライターの方が書いてくださっていて、スッと胸に入って来る物語のような楽曲になっています。ボーカルチームと楽器チームは別々でレコーディングしたんですが、ボーカルもすごい感情移入しながら泣きながら歌ったって聞いて。楽器はそれを邪魔しないようにナチュラルな演奏の仕方を心掛けました。

佳子:C;ONの楽曲は1人1人の音が際立つように作られてるんですけど、先ほど聖奈ちゃんも言ってくれたように、「もしも」は楽器が少し後ろに聞こえる形にして、より歌詞が聞こえやすくなっていると思います。

本当に5人一人一人の音が際立つように作られてるんですけどこの曲はより音楽と歌詞が聞こえやすいように作られてるかなって思います。

 楽器チームの聞きどころとしては、サビ前に8分音符で「パパパパ」って4音で音階を上げていくところがあるんですが、その音がすごく好きです。そこの小節だけ一気に音が消えて楽器だけの空間になるので、サビが際立つ感じがします。

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