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【後編】今一番熱い“器楽奏者とボーカル融合”ガールズユニット「C;ON」を取材 異例尽くしのメジャーデビュー記念ライブで魅せた決意を1万7000字レポート

ねとらぼ / 2024年6月22日 12時0分

――「もしも」はどんなシチュエーションで聞いてほしいですか。

杏実:この曲は確かに失恋の曲ではあるんですけれども、最後までずっと落ち着いた雰囲気なので、心を落ち着かせたいときとか、夜とか1人のときとかに聞くのもいいんじゃないかなって思います。

聖奈:1人称が“僕”なんですが、MVの主人公は女の子なので、どんなシチュエーションでも聞けるのが魅力ですね。また最近色んな方が協力してくださってボーカルチームにイヤモニが導入されるなど環境が良くなってきているんですが、これによって今までできなかった“会場の静寂”を演出として使えるようになったのがすごく大きいなと思います。「もしも」は特にそうした演出が際立つ曲ですし、今まで演奏してきた楽曲もこれまでとは違った伝え方ができるようになったので、本当にうれしいことです。

――さきほどMVのお話が出ましたが、今回のMVにはCANDY TUNE・立花琴未さんが出演されています。別のアイドルグループの方が出演するってかなり珍しい形だと思うのですが、どういった経緯でプロジェクトが進んだのでしょうか。

栞音:CANDY TUNEさんとC;ONがすごく仲良くさせていただいていて、ストーリーのイメージに立花琴未さんが合うんじゃないかと思ってお願いしたら快く「やりたい」と言ってくださったので、引き受けていただきました。

 演技とかもあんまりやったことないみたいだったんですが、すごくナチュラルに撮れて、いい作品にしてもらいました。

●超異例、無料開催の「LINE CUBE SHIBUYA」公演の裏側

――先日開催された「LINE CUBE SHIBUYA」公演は超異例の無料開催となりました。とんでもないことだと思うのですが、この開催が決まった経緯を教えてください。

栞音:私たちは「今見てもらったら」っていう自信があります。ただお金を払って見に来ていただくって結構ハードルの高いことなので、そのハードルを一度なくして「無料開催なら行ってみようかな」という人を1人でも多く増やして、その人たちを必ずとりこにさせるっていう気持ちで開催に踏み切りました。所属事務所の理解と協力で開催できたんですが、チャンスを生かせるかどうかは自分たち次第なので、環境に感謝しつつ、挑戦したという形です。

 昨年からの全国ツアーも無料開催で回らせていただいたんですが、そこでつかんだファンの方のお力がすごく大きいですし、強いものになっているので、今回のワンマンライブでもそうなったらいいなという気持ちでやらせていただきました。

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