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『七夕の国』インタビュー 主演・細田佳央太、今後のビジョンは「飽きられずに30歳まで続けたい」 勝負の20代語る

ねとらぼ / 2024年7月13日 18時35分

――視聴者目線だと、原作を実写化したときに、配信なら大丈夫だろうという謎の安心感もあります。

細田 配信ドラマも含め、日本のエンタメ界がさらに盛り上がっていくといいなと思っています。

――では、これから視聴者の方に届くのが楽しみですね。

細田 楽しみです、と言いつつ、すでに先行試写が始まっているので、この作品がどういう風に届くのか気になっています。ただ、不安や緊張というよりも楽しみという気持ちがすごく強いです。

●細田さんの将来は

――ナン丸は超能力者という選ばれた人間であるにもかかわらず、就職という現実的な問題を抱える普通の青年ですが、細田さんはご自身の将来について思い悩んでいた時期はありますか?

細田 現在も悩んでいます。やはり、このお仕事は確立されたものや、安定したものはないんです。

 作品一つ一つが次の自分の仕事につながるとは思いつつも、いつも「今の自分の実力で大丈夫か」とは常に感じています。

――たくさんの作品に出演が決まっている中でもやはり不安はぬぐえないと。

細田 そうですね、自分の評価は自分では分からないので、やはり不安はあります。具体的に今の自分の立ち位置が自分じゃ分からないですし、見る人によって変わってくるところだと思うので、常に不安感は抱えています。

――成長したなと感じた部分はありますか?

細田 根本のスタンスは変えないでいようとは『町田くんの世界』のときから思っていますし、吸収できるものはどんどん吸収するようにしています。

 成長できたな、というよりは「成長してなきゃ駄目」という考え方ですかね。『町田くんの世界』からこれだけたくさんの作品や人に関わらせていただいているのに、成長していないは論外なので、していないとダメという考え方の方が近いです。

――すごくストイックな考え方ですね。

細田 たぶん、育てていただいた土壌のおかげかなと思います。『町田くんの世界』を一緒に作った監督やスタッフさん、演者さんの皆さんが熱い方たちしかいなかったので、そこで培ったものは今も変わらず自分の中にあるんだろうなと思います。

●「30歳まではこの仕事ができたらいいな」

――今後のビジョンはありますか?

細田 漠然と、30歳まではこの仕事ができたらいいなと思ってます。飽きられずに。

――!? 30歳ってすぐですよ?

細田 そうですよね。30歳というのは、個人的に引いている1つのラインなのですが、人の出入りがすごく激しい世界だからこそ、20代は勝負だと思っています。

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