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『七夕の国』インタビュー 主演・細田佳央太、今後のビジョンは「飽きられずに30歳まで続けたい」 勝負の20代語る

ねとらぼ / 2024年7月13日 18時35分

 よく言われるのは、25歳までに(役者として)振るいにかけられるということ。18歳から20代前半は特に出入りが激しい年齢層だと感じているので、そこに負けず、30歳までとりあえず続けられたらいいなと考えています。

 きっとこれからさらに生存競争みたいなものが激化していきますし、逆に30歳になってもお仕事を続けられるように、この20代はより多くの作品に携わって、どれくらい鍛えられるか考えていかなきゃいけないなと思います。

――では、作品のお話があれば何でも挑戦していくというスタイルなのでしょうか?

細田 来た仕事を全部受けるというより、自分がちゃんと求められて、自分にしかできないもので、かつ、その作品が世に出ることの意味を考えています。

 1つの作品を作ることは、すごく尊いことですし、大変な時間をかけるからこそ闇雲にやりたくないというか。だからこそ仕事選びは丁寧にしています。

――『七夕の国』はどういった理由で決めたのでしょうか?

細田 まず、ディズニープラスというプラットフォームで配信されるというところ。海外の肩にも見て頂けますし、時間をかけて作品作りが出来ると思ったので観た人に納得してもらえる作品ができるなと感じたからです。

 あとは、配信時期がすごくいいなと感じていて。七夕の時期に配信されることもそうですし、作品の重要な役割を担っている丸神の里の人たちの考え方って本当に日本人だなと思うんです。昔からあるものを大事にしてきた、ある意味、変化を恐れるような。それを日本人が作るからこその皮肉が世界的に見ても面白いんじゃないでしょうか。

 それはきっと日本の方にも届くと思うと、すごく面白いことになりそうだなと期待しています。

――現代だからこそ、映像化した意味があると。

細田 今、ハラスメント的なことや常識が大きく変わり始めているじゃないですか。その流れに順応できる人もいれば、取り残されてしまう人もいます。もともと日本人はこういう精神だったよね、という考え方が徐々に変わっていく瞬間も、少し引いてみると面白かったりするので、それが余計生々しく映るんじゃないかなと思っています。

――ありがとうございます。最後に、これから配信ご覧になる読者の方に向けてメッセージをお願いします。

細田 原作を読んでいただいてからでも、配信から見ていただいてもどちらでも楽しめると思います。ミステリー作品ではあるので、一度で理解できないという方も出てくると思うのですが、理解してもらうための努力は制作陣全員がしていますし、逆に原作で「?」を感じたことも映像だからこそ分かることって絶対あるので、点と点が線につながっていく様を、ナン丸と同じ立場で楽しんでいただけたらうれしいです。

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