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「『逆転シリーズ』を拡大していきたい」 「逆転検事1&2 御剣セレクション」発売直前、キャラデ岩元辰郎氏、橋本シリーズP、西田Pロングインタビュー

ねとらぼ / 2024年9月1日 12時30分

西田:私も狩魔冥は若い方(13歳案)を推していました。チームからは「なぜ大人の姿ではないのか?」という質問もありましたが、若い姿は「逆転検事シリーズ」ならではというところもありますし、なかなか描かれたことがないのでこちらの方が新鮮かつ稀少ではないかと思い、13歳の姿で進めることにしました。

 あとはキービジュアルの時系列的にも、上部には過去のキャラクターがいたので、それに合わせて若い方にというのもあります。

――ナルホド! 本当にビジュアルアートではあまり見ない姿なので狩魔冥ファンも喜んでいると思います。メインビジュアルが出来上がっていくまでの経緯はどのような感じだったのでしょうか。

橋本:開発が立ち上がるタイミングで僕は「メインビジュアルは岩元さんにお願いしよう」と考えていたので、すぐ辻本良三(専務執行役員・CS第二開発統括)のところに行ってOKをもらいました。

西田:岩元さんはメインアートに結構遊びを取り入れてくださっていて、毎週進捗を確認させてもらうたびに小さいキャラクターが増えていきましたね(笑)。

岩元:遊びに関していえば、タイホくんファミリーの中のワルホくんが倒れていたり、プロトタイホくんがサーベルを持っていたりっていうのは僕の好きな部分ですね。

 今回の「逆転検事シリーズ」は御剣に重きを置いたストーリーですが、「逆転裁判123」あっての「逆転検事シリーズ」ですし、そこはヤハリ“青”と“赤”ということでメインビジュアルの全体的なカラーリングは右側を青系、左側を赤系で塗っています。

 こんなにキャラクターがいっぱいの絵もなかなか描いたことがなかったのでこの絵にはいろんな仕掛けを施しましたが、これ以外にもキャラクターの〇〇にも秘密があったりもするので、よく目を凝らして見ていただけたらと思います。

西田:メインビジュアルの御剣がジャケットを羽織るシーンというのは最初からアイデアに?

岩元:指差しパターンなども含めて3種類くらいラフデザインを出していたんですが、ジャケットを羽織る御剣と幼少期狩魔冥という2人の構図がバシバシッと頭の中で決まっていたこともあり、絶対にやりたかったので、このバージョンは明らかに力が入っていました。

――御剣と冥は決まりやすかったとのことでしたが、逆にデザインに苦労したキャラクターはいますか。

岩元:(一条)美雲ちゃんのポーズは何度も描き直しましたね。僕はもっと動かしたくて派手なポーズをしたかったんですけれど、これだけのキャラクター数を入れるとなると派手になればなるほど他のキャラの邪魔をしてしまうんですよね。

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