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学校にトラウマがあるフランス人革職人、日本の小学校で子どもたちと触れ合い…… 心が浄化される体験に「涙が出ました」「一生忘れられない思い出になる」

ねとらぼ / 2024年9月7日 21時0分

 一通り習ったら試合に参加。バットを持ったまま走ってしまうシーンもありましたが、とても楽しそうです。

 下校する子どもたちにマチルドさんのランドセルを体験してもらうと、「中身が入っていても歩きやすそう」「肩ひももやわらかい」と素直な感想を聞かせてくれます。ハイタッチをしてみんなとお別れ。明るかった子どもたちがいなくなると一気に寂しくなります。

 マチルドさんは子どもたちの素直な意見がすごく気になっていたとのこと。みんながランドセルを背負いたがっているのを見たことで「ここまで気に入ってもらえてうれしい」「ランドセル作りの励みになった」「疲れたけれど、幸せの方が大きい。特に書道が気に入って習いたい」と話してくれました。

 アマンディーヌさんも日本の小学校に入るのは初めて。「6年間の生活で感じてきた日本人の性格がどこから来ているのか理解した」「小さいころからの教育が大事と気付いた」と話します。

 先生方に最後のあいさつをしているときに、マチルドさんが「今まで誰にも言っていなかったことをここでなら言いたい」と話し始めます。

 「実は読字障害があって小学区のころから読み書きができず、学校が大嫌いだった。そのせいでいじめを受けた体験があってトラウマになっている。だから子どもと関わるのは恐怖でしかなかった」と告白。しかし「でも今日はこの学校に来れて人生で初めて『学校が楽しい』と思えた。子どもも好きになった。こういう環境で成長したかった」と自分の思いを口にします。

 校長先生から「今後も交流を続けましょう」と声をかけてもらい、文字の練習ノートに大きな「はなまる」をもらったマチルドさん。すてきな笑顔を見せてくれました。

 コメント欄には「先生も生徒もみんな明るくていい人でよかった」「なんかいい小学校だなぁ。なぜかちょっと泣けちゃった」といった声が。「ここまで日本の小学校に密着したyoutuberはアマさんだけでしょう これからも日本の素晴らしい所を動画にして世界に発信していってほしいです」「実績あるYouTuberとはいえ、授業を撮影するには児童保護者の同意を得る必要があるし、それができたとて『何かあったら』と二の足踏むのが教員だし、教育委員会と思う。同じ公教育に関わる者として尊敬します」といった書き込みもありました。

 ボンソワールTVでは、Instagramでも情報を発信中。別の日の投稿では、マチルドさんが帰国する時の姿や、パリでランドセルを背負ってみた時の様子を公開しています。

画像提供:YouTubeチャンネル「ボンソワールTV BonSoirTV」

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