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甥っ子に貸したらボロボロの廃車で返ってきたリトルカブ バイク好きの本気修理と“思い”に「なんか涙出ちゃう」「思わず全部観てしまった」

ねとらぼ / 2024年12月24日 10時0分

甥っ子に貸したらボロボロの廃車で返ってきたリトルカブ バイク好きの本気修理と“思い”に「なんか涙出ちゃう」「思わず全部観てしまった」

内部も確認していきます

 甥っ子にリトルカブを貸したら廃車になって返って来た……そんな衝撃的な経歴のバイクを修理する様子が、YouTubeで公開されています。動画は記事執筆時点で18万視聴を突破、2300件を超える“高評価”が寄せられています。

 投稿したのは、YouTubeチャンネル「スーパーカブ専【ひろくんch】」のひろくんさん。個人の趣味でバイクのメンテナンスなどを行っています。

●叔母さんが甥っ子に貸していたリトルカブ

 今回の動画は、依頼主である叔母さんが甥っ子に貸していたリトルカブの修理依頼。地方大学に進学した甥っ子に足かけ6年貸していたのですが、この春めでたく卒業したとのこと。それはいいのですが、返って来たリトルカブは車体は真っ黒で錆だらけ、エンジンがザリザリする状態だったとのこと。軽トラックに積んでショップを回りましたが、キックを踏むなり新しいバイクを勧められたといいます。

 「すぐ新しいバイクを買う気持ちになるなら、わざわざ軽トラックに積んで修理を聞きに行ったりしないのに……」と悲しむ依頼主さん。「このままだとあまりにもリトルカブがかわいそう」と、ひろくんさんに助けを求めて来たそうです。

●故障箇所の調査

 早速、故障箇所を調査していきます。一見きれいなリトルカブですが、タンクの横にエンブレムがなく、リアキャリアが黒色、マフラーガードが付いていることを考えると1998年式のリトルカブと判断できるそうです。

 エンジンの音を確認するためにキックしてみると足にザリザリ音が伝わってきます。オイルを確認してみるときれいなので、こちらは交換してあるようです。

 ギア、バッテリー、鍵、タイヤ、スタンド、シートと個別に確認して、問題点を分析。キャリアの裏やシートの下がきれいなことから、返って来た後に一生懸命洗車した様子が伺えます。

 一通り調査して浮かび上がった問題点は(1)エンジンからジャリジャリ音(たぶんピストン、シリンダー)(2)鍵がONで抜ける(キーシリンダー)(3)前後タイヤに亀裂(なぜか後ろが1991年のタイヤ、チェーンもダルダル)(4)センタースタンド欠損(交換)の4つ。タイヤはチューブを含めて交換することにして、その他必要そうな部品も発注をかけます。

●キーシリンダーの修理

 部品を注文している間に、キーシリンダーを修理していきます。鍵自体はそれほどすり減っておらず、タンクやヘルメットロック、ハンドルロックはスムーズに動きます。

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