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AppleはAIのOS統合をどのようにデザインしたのか? 林信行の「Apple Intelligence」考

ITmedia PC USER / 2024年6月12日 6時0分

 日本向けのローカライズといえば、単に言語の対応だけ済ませれば終わりというわけではない。今回、Apple Intelligenceで提供されているAIは全てAppleが独自に開発しトレーニングしたもので、そこには言語モデルや絵を生成する「Diffusion」モデル、利用者の個人情報を理解する「Semantic index」と言った機能が中核になっている。

 しかし、おそらくAppleは日本への対応を果たす前に、言語モデルだけでなくDiffusionモデルで生成する絵などについても、現在の「いかにも米国風」な絵柄ではなく、より日本の文化になじむ絵を描けるようにしてくれることを期待している(それをやらないと、製品を通して特定の文化を押し付けることになってしまうからだ)。

 質の高いサービスを提供するためにも、まずは実験台として米国向けのサービスをしっかり作り込むというのがAppleのやり方だ。日本語に対応したApple Intelligenceが1日でも早く登場することに期待したい。

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