1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

「XREAL Beam Pro」実機レビュー 格安3Dカメラになるスマホ型デバイスが日本でも登場 CEOにも狙いを聞いた

ITmedia PC USER / 2024年6月19日 12時35分

 サイドボタンは3つ。差し色ともなっている一番上の赤色のボタンは標準カメラアプリの起動ボタン、シャッターボタン、っしてXREAL Air 2シリーズ接続時の画面固定(3DoF)モード/視線追従(0DoF)モードの切り替えボタンとして機能します。続いてボリュームボタン、電源ボタン。指紋センサー、顔認証機能の類いはありません。ロック解除時はパスコードの入力が必須です。

 底面にあるUSBポートは写真右側が充電用、写真左側がXREAL Air 2シリーズ接続用です。なお、PCと接続してファイルをやりとりする際も、右側のポートを使用します。

●必要な情報が分かりやすいホーム画面の構成

 最上部のウィジェットは連携しているXREAL Air 2シリーズの設定画面を呼び出すものです。2つの丸印が入ったウィジェットはカメラ起動用で、その横には残りのストレージ容量を示すメーターが配置されます。

 どことなく「Nothing OS」をほうふつとさせるデザインですが、それはさておき、Googleサービスの各アプリアイコンが並んでいる点に注目です。Googleとライセンス契約を結び、導入直後からGoogleモバイルサービス(GSM)が使えるデバイスとなっています。

●XREAL Air 2シリーズと合わせてプチ空間コンピューティングを実現

 XREAL Beam Proと合わせてお借りしたXREAL Air 2 Proを接続すると、XREAL Air 2 Pro側には空間コンピュータモードのランチャー画面、XREAL Beam Proには空間マウスの画面が表示されます。

 ハンドトラッキングが可能なXREAL Air 2 Ultraと接続すれば、拡張空間内のアイコンやウィンドウを指でタップ、ピンチ、フリックして操作できます。

 面白いのが、YouTubeの映像を見ながらブラウザ側を操作するといった、インストール済みのAndroidアプリを2つまで起動できることですね。Androidのマルチウィンドウ機能は以前から提供されてきましたが、ARグラスで見ることによって、Vision ProやQuestのような空間コンピューティングの一部を体感できます。

 ARグラスはその構造上、XRヘッドセットよりも視野が狭いのですが、低価格でそこそこの体験、開発環境を整えられるメリットはあると感じました。

●価格を考えたら3Dカメラの性能は良好

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください