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電子黒板からカラー電子ペーパーまで、次の教育ICTには何が採用される? 最先端が分かる「EDIX 東京 2024」で各社のブースを見てきた

ITmedia PC USER / 2024年6月27日 15時10分

●BenQは電子黒板やレーザープロジェクターを出展

 電子黒板や液晶ディスプレイ、プロジェクターなどを手掛けるBenQは、電子黒板の新製品2シリーズとレーザープロジェクターを出展していた。

 電子黒板「RM04シリーズ」は、Google EDLA認証済みで、Google Playストアのアプリを利用できる。画面サイズは65型と75型の2モデルが用意されており、解像度は全て4Kだ。

 電子黒板「RP04シリーズ」は、RM04シリーズの上位に位置付けられる製品で、RM04シリーズの機能に加えてサブウーファーや空気品質センサー、マイナスイオン発生器も搭載する。

 サイズは65型/75型/85型の3モデルが用意されていた。BenQの電子黒板は海外の大学などでも広く採用されており、日本では特にインターナショナルスクールでの採用が増えているとのこと。

 光源にレーザーを利用したレーザープロジェクターの新製品「LW650」も展示されていた。LW650は、フットプリントがA4サイズで、重量は約2.9kgとコンパクトで軽量だが、4000ANSIルーメンの高輝度を実現している。さらに従来比で70%もの省エネも実現していることが魅力だ。

●Google EDLA認証取得電子黒板を出展していたTVS REGZA

 TVS REGZAは、中国の電機メーカー・ハイセンスの子会社で、東芝・REGZAブランドの映像機器の開発・製造・販売・修理を行うメーカーである。

 TVS REGZAがEDIXに出展するのは今回が初めてとのことだが、同社が開発・販売しているGoogle EDLA認証を取得した電子黒板を出展していた。

 同社の電子黒板は「レグザキャンパス」というブランドで販売されており、ブースに展示されていた「TD-E757TS」は、レグザキャンパスの最新モデルだ。サイズは75型となっている。別に65型モデルも用意されている。Google EDLA認証を取得しているため、Google Playストアからさまざまなアプリをインストールできることが特徴だ。

●アイ・オー・データ機器は大型提示装置のテレビとしての利用を提案

 液晶ディスプレイをはじめとするPC周辺機器メーカーとして有名なアイ・オー・データ機器のブースでは、人感センサーを搭載した液晶ディスプレイや大型提示装置をテレビとして使うソリューションなどを展示していた。

 「BizCrysta」という法人向け液晶ブランドの新製品「LCD-BC271DW-F」は、明るさセンサーと人感センサーを備えており、液晶の前から人が離席すると自動的に液晶の電源をオフにし、また人が戻ってくると液晶の電源をオンにできるため無駄な電力消費を防げる。

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