1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

サードウェーブがAI時代に向けた新ビジネスPCを一挙発表 7月3日受注開始

ITmedia PC USER / 2024年7月3日 12時15分

サードウェーブがAI時代に向けた新ビジネスPCを一挙発表 7月3日受注開始

raytrek Workstation N8630

 サードウェーブは7月3日、法人(ビジネス/教育機関)向けPCの新製品を発表し、一部構成を除き即日発売した。AI(人工知能)がビジネスでも広範に使われるようになった中、想定される用途(セグメント)に応じてAIの処理パフォーマンスを高める工夫がなされていることが特徴だ。

●raytrekシリーズの新製品

 プロクリエイターやハイエンドな処理能力を求めるユーザー向けの「raytrek」ブランドからは、以下の製品が登場する。

raytrek A4-M

 「raytrek A4-M」は、CPUとして「Core Ultra 7 155H」(Pコア6基12スレッド+Eコア8基8スレッド+LP Eコア2基2スレッド)を搭載する14型ノートPCだ。標準構成の想定価格(税込み、以下同)は22万5860円となっている。

 Core Ultraプロセッサ(シリーズ1)の「Hシリーズ」を採用することで、AIの推論処理を高速に行えるNPU(Intel AI Boost)と、さらに高速な演算とグラフィックス処理を行えるGPU(Intel Arc Graphics)を、最軽量構成で約1.5kgに収めた。

 ディスプレイは2880×1800ピクセルの14型液晶で、解像度が高いだけでなく、縦方向の情報量が多い。リフレッシュレートは最大120Hzで、sRGBの色域を約95%カバーしている。フルHD(1920×1080ピクセル)撮影に対応するWebカメラと、顔認証用の赤外線カメラも備える。

 標準構成の場合、メモリは16GB(DDR5-4800規格の8GB SO-DIMM×2)、ストレージは1TBのSSD(PCI Express 4.0接続)を備える。キーボードはバックライト付きだ。最近の14型台以下のノートPCでは省かれがちな有線LANポート(1000BASE-T対応)も備えている。無線通信はWi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応する。

 オンデバイスでのAI処理が必要な用途の他、建設現場でのBIM(建物の立体モデル)閲覧/シミュレーション、2D CADを使った図面類の作成、映像の編集/レンダリングなど、「そこそこパワフルな処理を、どこでもできるようにしたい」というユーザーに最適な1台となっている。

raytrek R6-MT

 「raytrek R6-MT」は、CPUとしてCore Ultra 7 155Hを、外部GPUとしてNVIDIAの「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」を搭載する16型ノートPCだ。標準構成の想定価格は30万4960円となる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください