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3in1 PC「ONEXPLAYER X1 mini」は遊びも仕事もこなせる“小さな巨人”だ

ITmedia PC USER / 2024年8月8日 12時45分

 「長文を入力するほどではないが、キーボードを使った作業が必要だ」という場合、この専用カバーキーボードをX1 miniと一緒に持ち歩けば、それなりに作業ができそうだ。

 その他、指紋認証センサーやWindows Hello対応のWebカメラを搭載している。カメラのレンズはディスプレイの右側に配置されており、顔認証動作時はIRカメラが派手に赤く光るのが印象的だ。

 電源オフからの起動やスリープからの復帰時に顔認証でログインできるのは非常に快適だ。

●「OneXConsole」でコントローラーがより便利に

 One-NetBook TechnologyのポータブルゲーミングPCには「OneXConsole」という管理ソフトがプリインストールされている。OneXConsoleでは、SteamやEpic Games、Xbox Gaming Passなどで購入したゲームタイトルを、プラットフォームを気にせず並べておいてランチャーとして利用できる。

 また、コントローラーの各ボタンのカスタマイズも行える。例えば、トリガーボタンの感度やデッドゾーンの設定、ABXYキーの入れ替え、あらかじめ作成しておいたマクロの割り当てなどだ。

 OneXConsoleは常駐ソフトで、「Turbo」ボタンの短押しでCPUのTDP設定やファンの回転数、バイブレーション、RGBライトエフェクト、ディスプレイ解像度などを設定する簡易画面を呼び出せる。先述したゲームタイトルのランチャー機能やボタンのカスタマイズを行うには、Turboボタンを長押しする。

 OneXConsoleが常駐していれば、コントローラーにある「キーボードボタン」を長押しすることにより、コントローラーをマウスとして使えるようになる。左のジョイスティックでマウスカーソルを動かし、「A」ボタンでクリック、右のジョイスティックでスクロールといった具合だ。

 なお、キーボードボタンを短押しすれば、ソフトウェアキーボードが表示される。パスワードを入力する際などに便利なので覚えておきたい。

●“本当に”仕事に使えるかどうかをチェック

 ここからは、“本当に”仕事に使えるかどうかをチェックしていこう。

 まず筆者なりに行ったのは、専用カバーキーボードでは入力スピードが落ちるため、快適にキー入力が行える外付けキーボードを用意した。8.8型と小さいながらも、2560×1600ピクセルと高い解像度を備えているので表示できる情報量は多いのだが、普段からトリプルディスプレイ環境で仕事をしているので、サブディスプレイも追加した。

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