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3in1 PC「ONEXPLAYER X1 mini」は遊びも仕事もこなせる“小さな巨人”だ

ITmedia PC USER / 2024年8月8日 12時45分

 Googleドキュメントを使って文字を入力してみたところ、さすがにハイスペックなだけあり、遅延するなどということはなかった。

 では、画像の編集ではどうだろうか。複数枚の写真を同時に扱う際に、処理が遅くなるようなことがあるだろうか。無料の画像編集ソフト「Photoscape X」を利用し、複数枚の写真を1枚に並べて合成する「連結」機能で試してみた。

 利用した写真は、Galaxy Note10+で撮影した1枚2MB以上あるもので、長辺は4000ピクセルを超える。これを12枚、ブロック状に並べて連結したところ、長辺が1万6128ピクセル、サイズが39.6MBの画像が生成された。縮小などをせず、そのままテキストを乗せてみたが、それでもCPU利用率は1%、メモリでは31%とまだまだ余裕があるようだった。

 実際の作業では写真を12枚も合成することはないし、テキストを乗せるなどする際には長辺を2000ピクセル以下にしてから行うので、出先で画像編集しなければならなくなったとしても全く問題ないことが分かった。

●ゲームプレイは?

 続いてX1 miniにコントローラーを取り付けて「Goat Simulator」や「Stray」などいくつかのゲームをプレイしてみたが、筆者が遊ぶ程度のゲームであればカクツキや遅延といった不具合が生じることはなかった。

 コントローラーを合わせると、約861gという重量級の“ポータブル”ゲーミングPCになるので、保持したままゲームプレイできるか不安であったが、コントローラーが手にフィットするからか、あまり重さを感じることはなかった。

 X1 miniの記者向け発表会で「AAAタイトルも遊べる」と伝えられていたので、ベンチマークテストを実施して確かめてみたい。

 おなじみ「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」は少し古いこともあり、AMD Ryzen 7 5700Uを搭載している「AYANEO Retro Mini PC AM01」での結果も「とても快適」だった。CPUが8840UのX1 miniであれば、間違いなく「とても快適」になるだろう。

 そこで、2024年4月14日にリリースされたばかりの「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシーベンチマーク」と、2023年3月1日リリースの「BLUE PROTOCOLベンチマーク」を試してみた。TDPの設定は「15W」とした。

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