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今PCを買うなら「AI PC」にしようと決めた理由 【実用レビュー 第2回】いきなりの実戦投入で気付いた「Envy x360 Laptop 14」のメリット

ITmedia PC USER / 2024年8月20日 15時5分

 2つのモデルを持ち比べて最初に分かるのが、その重さだ。ボディーサイズはほとんど変わりがないものの、LAVIE NEXTREME Carbonは1kg切りで実測値も924gと公称値より軽いのに対し、Envy x360 Laptop 14は公称値の約1390gよりも軽いとはいえ1369gと、片手で持つとズシリとくる。

 PCの持ち歩きは1gでも身軽でいたい筆者として、この1.5倍近い445gの増加は非常に悩ましい。これを覆すだけの要素がEnvy x360 Laptop 14にあるのだろうか。

●やはり見た目は大事 ディスプレイの表示品質

 前述したように、重量を除けば両モデルのサイズはかなり近しく、これまで利用していたバッグにもすっぽりと収まる。台湾への出張に向かう成田エクスプレスの車内はもちろん、COMPUTEX TAIPEI 2024内のプレスルームでも活躍してくれた。

 実戦で使ってみて明らかに差があったのは、ディスプレイの表示品質だ。LAVIE NEXTREME Carbonはアスペクト比16:10の1920×1200ピクセル表示に対応しており、縦方向が長いのは大きな魅力だが、やはりIPS方式の液晶ディスプレイだけに色鮮やかな表示や黒の表現などは、有機ELディスプレイ搭載のEnvy x360 Laptop 14にはかなわない。

 直射日光下だと最大輝度にしても画面が見づらかったLAVIE NEXTREME Carbonに比べて、明るさが最大400ニトまで確保されているEnvy x360 Laptop 14はしっかりと内容を確認できる。唯一、光沢タイプのため強い光源では画面への映り込みが気になったEnvy x360 Laptop 14だが、本体の位置や画面の角度を微調整すれば対処は可能だ。

 Envy x360 Laptop 14はタブレット状態で利用したり、テントスタイルで動画を視聴したりできるのも、(利用頻度は別にして)LAVIE NEXTREME Carbonでは不可能だったところだ。2in1 PCだけに利用シーンが広がるのもメリットだろう。

●別売のペン入力にも対応 やはり便利なタッチ操作

 もう1つ筆者として大きなポイントは、タッチ操作が可能なことだ。タッチ操作については個々人の差が大きいところだが、併用している会社支給のPCが日本マイクロソフトの「Surface Pro 7」ということもあり、PCでのタッチ操作は日常的に利用している。

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