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今PCを買うなら「AI PC」にしようと決めた理由 【実用レビュー 第2回】いきなりの実戦投入で気付いた「Envy x360 Laptop 14」のメリット

ITmedia PC USER / 2024年8月20日 15時5分

 業務利用は元より、動画視聴やWebブラウジング時には欠かせない機能ではあるが、タッチ操作非対応のLAVIE NEXTREME Carbonは我慢せざるを得ない部分であっただけに、Envy x360 Laptop 14でタッチ操作が行えるのは朗報だった。

 今回の試用期間では機会がなかったが、PDF入稿で赤入れ作業などをする際も、ペン操作はある/なしで使い勝手が大きく変わるだけに、Envy x360 Laptop 14では別売ながらペン対応なのも見逃せないところだ。

 細かいところでは、PCから離れて戻った場合の使い勝手もよくなった。Envy x360 Laptop 14もLAVIE NEXTREME Carbonも共に、ディスプレイ上部にWindows Hello対応の赤外線/Webカメラを内蔵している。

 Envy x360 Laptop 14では、特に設定を変えることなくPCから離れると画面がオフになり、前に戻ると自動的に画面が点灯しWindows Helloでログインまで行える。この間は約1秒とわずかで、LAVIE NEXTREME Carbonのように何かキーを押すなどのアクションも不要だ。赤外線カメラの赤い点滅も非常に目立たない(暗い)ため、目に優しいのもうれしいポイントである。

 こういった部分は、出先や社内で使う際に重宝する。これに慣れてしまうと、スリープからの復帰に遅いモデルにでくわすとイライラしてしまうのは間違いないところだ。

●必要十分なインタフェース構成

 スリムなPCだけに、インタフェースは絞り込まれている。そうはいってもEnvy x360 Laptop 14は両側面にUSB Standard-A端子×2(うち左側面は電源オフUSBチャージ対応)を配置し、HDMI出力(HDMI 2.1対応)と3.5mmのヘッドフォン出力/マイク入力コンボ端子、さらに画面出力と充電、電源オフUSBチャージ機能に対応したThunderbolt 4(40Gbps/DisplayPort 2.1)とUSB Type-C(10Gbps/DisplayPort 1.4)端子と必要十分な構成だ。

 LAVIE NEXTREME CarbonはUSB Standard-A端子が1基のみで、代わりにmicroSDメモリーカードスロットが用意されていただけに、USB Standard-A端子の増加は大いに助かった。

●シンプルな無線マウスが標準で添付

 なお、Envy x360 Laptop 14には標準で5ボタンの「HP 430デュアルワイヤレス」が付属する。至ってシンプルな2.4GHz/Bluetooth 5.0対応の無線マウスだが、別途ユーティリティーの「HP Accessory Center」(HPAC)を導入すれば、DPIや感度、ホイールの感度/速度、ボタンの割り当てなどが行える。

 筆者は利用しなかったが、別売で3980円の製品がセットになっているを魅力に感じる人もいるだろう。

 次回は、キーボードとタッチパッドなどを中心に見ていく予定だ。

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