1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

なぜアドビが山形市内のラーメン店主を集めてセミナーを開催したのか? 参加者の満足度が高い理由

ITmedia PC USER / 2024年8月22日 17時0分

●オリジナルの画像をデザイン

 イベント後半は、参加者それぞれの持つ写真を使って、オリジナルの画像を作成する時間に充てられた。

 参加者に話を聞いたところ、ほとんどの人はAdobe Expressを使うのが初めてだった。しかし、それゆえか、あれこれ自由に試している姿が印象的だった。

 Adobe Expressには、豊富なテンプレートや素材が用意されている。北沢氏は「全て見ていくのは大変なので、検索していきましょう」と効率よく作成する方法を伝授していた。加えて、テキストや背景色の変更方法、素材をアニメーション加工する方法などを丁寧に説明しつつ、もっと知りたいという参加者のところへ行って、個別にレクチャーするなどして、参加者の創作意欲を刺激していた。

 最終的に完成したものをお互いに講評し合う場面では、プロジェクターで映し出された画像に「そういうこともできるのか!」と、それぞれ気付きを得られたようであった。

 「祭り」のテンプレートを使って、複数のラーメン画像をはめ込んだ上でアニメーション加工していた参加者は「初めてAdobe Expressを触ったが、直感的に操作できると思った。とはいえ、これで何ができるのかが分からなかったので、何ができるのか、どこにどのツールがあるのかを教えてもらえたのが非常に良かった。また同様の勉強の機会があれば、ぜひ参加したい」と語っていた。

 別の参加者も、やはりAdobe Expressを使うのは初めてとのことだったが、センスの良い画像を作っていた。「今はこの程度だけど、もっと試せばいいものが作れるはず。後でいろいろと試してみたい」と意欲を見せていた。

 文字だけでは伝わりにくい、拡散しにくい情報でも画像――“映える”画像があれば人目を引く。「まちの広作室」は、そのような画像の作り方を共有することで、「まちの」飲食店の広報活動を支えているのだな、と感じるイベントであった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください