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白色ボディーに外部GPUを搭載! マウスコンピューターの「DAIV R4-I7G50WT-B」を試して分かった設定の妙

ITmedia PC USER / 2024年8月28日 12時0分

 1万ポイントは快適さの目安とも言える。そこをクリアしている点で本機には十分なパフォーマンスがあり、資料作成やそのためのWeb閲覧、Web会議といったクリエイティブ用途以外でも快適な利用が可能だ。

 CINEBENCH R23のMulti Coreスコアが1万1632ポイント、Single Coreが1872ポイントだった。通常、Core i7-13620Hに最大の電力を供給すれば1万5000ポイントに達するので、本製品ではCPU側のブーストも抑えられている結果だ。

 とはいえ、ここでも1万ポイント(CINEBENCH R23の場合)は超えている。これはモバイルPCで一般的な「U」シリーズのSKUであるCore i7と比べるとやや高めのスコアと言える。

 ブーストクロックを抑えたGeForce RTX 4050 Laptop GPUが、どのくらいのパフォーマンスを発揮するか興味のある人が多いだろう。そこでFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークのスコアをCPU内蔵GPU(Intel UHD Graphics for 13th Gen Intel Processors)とGeForce RTX 4050 Laptop GPUで比較してみた。

 フルHD(1920×1080ピクセル)/高品質(GPU負荷が高い)を3回計測したデータで見ると、CPU内蔵GPU時の平均が6801ポイント、これに対してGeForce RTX 4050 Laptop GPU時の平均は6831ポイントだ。

 GeForce RTX 4050 Laptop GPUの方が高スコアだったが、30ポイントの差はほとんど誤差の範囲である。なお、ブーストクロック制限のないGeForce RTX 4050 Laptop GPUは8000ポイント台だ。そう考えると、無理にディスクリートGPUを搭載する意味があるのか、と思うかもしれないが、次のテスト結果を見てほしい。

 こちらは、PCMark 10のDigital Content CreationシナリオをCPU内蔵GPUと(ブーストクロック制限ありの)GeForce RTX 4050 Laptop GPUで比較したものだ。3つのテストとも明らかにGeForce RTX 4050 Laptop GPU時の方が高スコアだ。

 PCMark 10のDigital Content Creationに含まれる3つのテストでは、OpenCLやOpenGLが利用されている。いずれも一般用途ではあまり使われないが、クリエイティブ系のアプリケーションでは用いられることがあるAPIだ。

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